[決定版]属国 日本論
発売日
2019年09月24日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-84382-7

[決定版]属国 日本論
2つの帝国の狭間で

著者 副島隆彦著 《評論家》
税込価格 1,980円(本体価格1,800円)
内容 「日本はアメリカの属国である!」と日本人として初めて論証し、保守派言論人から忌み嫌われた著者の主著を全面的に加筆して復刊。



 本書は、評論家・副島隆彦自身が「主著」とする1冊に、最新の情報・考察を大補強した、まさに「決定版」である。ここで「大補強」というに恥じない改訂が行われているので、過去の版を既読の方も、読み直しをあえてお勧めする。 改めて、本書は、「日本はアメリカの属国である!」と保守派言論人が最も嫌がる事実を初めて提起し、当時の論壇から忌み嫌われた伝説の書である。「なぜアメリカの言いなりになっているのか」が、一読、明白になる。著者は決して、日本を貶めるために本書を書いたのではない。事実に目をそむけず、今からでも足元確かに生きてゆく国となることが、著者の本懐である。そのために、いかなる対策がありうるか、国が着実に生きてゆくとはいかなることか、を事実に冷酷なまでに徹しながら論証する。世界がナショナリズムに揺れ始めた今、改めて読んでおきたい名著の最新版である。