お金の流れで見る戦国時代
発売日
2021年07月30日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-90145-9

お金の流れで見る戦国時代

著者 大村大次郎著 《元国税調査官》
主な著作 『お金の流れでわかる世界の歴史』(KADOKAWA)
税込価格 924円(本体価格840円)
内容 税金オンチだった武田信玄、年利48%以上の比叡山延暦寺、本能寺の変を引き起こした土地改革……元国税調査官が戦国大名をガサ入れ!



 デフレ対策で失敗した信玄、年利48%以上の比叡山フィナンシャル・グループ、有料テーマパークだった安土城……元国税調査官が戦国大名をガサ入れ!

 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、武田信玄、上杉謙信、毛利元就、北条早雲……

 どんなに戦上手でも経済に弱い戦国大名は生き残れない!

 なぜ、信長は桶狭間で大勝できたのか?

 なぜ、武田信玄はもっと早く信長に対抗しなかったのか?

 なぜ、明智光秀は謀反を起こしたのか?

 なぜ、家康は秀吉が恐れるほどの財力を持てたのか?

 お金の視点で見れば、これらの謎はすべて解ける!

 現代の我々からしてみると戦国時代は、長い江戸時代のさらに“向こう側”にあるので、現実感のあまりない遠い昔の出来事のように感じてしまう。だが、経済面から見るならば、戦国時代は決して“遠い”ものでも、また“現代とまったく関係のない時代”でもない。むしろ、戦国時代に日本経済の基本ができたとさえいえるのだ。 (「あとがきに代えて」より)