こころ相談室

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ほとほと自分に自信が持てません
はじめまして、先生の書かれた書籍は何冊か読ませていただいています。その度に励まされ、「がんばれる」と思うのですが、今回はどうやら重症のようです。私はすべての面において「平均以下の」女性です。身長、貯蓄高、友人の数、収入。

姉は公務員として立派に過ごし、子供ももうけていると言うのに、私は中途半端な派遣社員で、30をとっくに過ぎましたが、いまだ独身で、特定の彼もいません。『これじゃあ、いけない』と思い、数年前、いわゆる結婚相談所に入会したのですが、そこでも特定の人と、めぐり合えず、最近あるHPでそこの悪評(お金だけとった後はしらんぷり、実際そうでした)を聞き、騙されたとますます落ち込み、自分を責めています。

今の私の心境はずばり「消えたい」です。自分という存在を消せることができたらどんなに楽か。最近のこの落ち込みの本当の理由は今、唯一一緒に行動を共にしている友人がもう少しで、外国に留学してしまうからだと思っています。

こんな風にネガティブな考えを訴えている私ですが、こんな私にも海外生活の経験があるのですが、今ではそのことも金銭面、体力面ともに無駄なことをしたと、やはり自分を責めています。

こんな風に、前向きな考えがあまりできない私はやはりしっかりとした所で入院もしくは治療等を受けたほうが良いのでしょうか?長くなってしまいましたが、アドバイスのほどをお願いします。最近ほとほと自分に自信が持てません。
(32歳・女性・派遣社員)

回 答
 まず私の本を読んでくださるということで深く感謝します。

 こういう場合、だけでもないですが、私はたぶん当たり前のつまらないことしか言えないかもしれません(本に書いてあることもそうですが)。

 お姉さんが公務員で家庭も持っていると聞いて、これは私も同じだなと思いました。私も35歳くらいまでは、すべてにおいて「平均以下」もいいところで、おまけにあなたと同じように兄はマジメで優秀で、いち早く家庭を築き、あまつさえマイホームも持ち、ということで、まるで比較にならないのでした。
 でも、そんな私が多少のんきでいられたのは、兄や世間と自分とをほとんど比較しなかったからです。もし世間のスタンダードと自分の境遇や状況を比べながら生きていたら、もっと苦しい思いをしたことでしょう。

 そのへんは、自分は自分だからしかたないと、35歳までは毎月借金をしないと生活できなかった身の上としては思わざるを得なかったわけです。ちなみに、さすがに借金はしない今でも、貯金も財産も何もありませんが。

 もちろん私とあなたとを同列に並べることはできないでしょうが、しかし、微妙な年齢というのは、男女の違いこそあれ、やはりあるのだと思います。私の場合は、30の直前にひどい”うつ”になりまして、このときは抗うつ剤のお世話になって乗りきっています。あなたの場合もよほどつらかったら薬に頼るのはひとつの手ですね。

 けれども文面から察するにあなたは自分のことがよくわかっている人だと思いました。ご友人がいなくなるのは淋しいことですが、それを新たなきっかけとしていただきたいと思います。とにかく、気にはなるにせよ、やっぱり世間は世間、自分は自分ですよ。

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