Voice
発売日
2008年1月10日
税込価格
713円
(本体価格648円)
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Voice 2008年2月号

今月号の読みどころ

 膨大な1500兆円の個人資産を使い、経済をどう勢いづかせるか。大前研一氏は「外国人助っ人」を利用すれば、10年後には資産運用が日本の国技となり、国民の富は倍増すると述べる。一方、現在の国技である「モノづくり」についてトヨタの渡辺社長は、"圧倒的な技術開発力で、日本は世界最高の製品を作り続けられる"と断言する。さらに、「輸出産業としての農業」への挑戦をルポした財部誠一氏の力作など、日本経済の驚異的成長に向けたヒント満載の新春号です。
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今月号の目次

TOKYOファッション〈2〉
虎屋
川島蓉子
11p
未来をつくる技術〈14〉
H-ⅡAロケット[三菱重工業]
文:志村幸雄
15p
進化する教育現場〈2〉
師友塾
和田秀樹
19p
日本の事件簿〈2〉
巨悪の正体
高山正之
25p
巻頭の言葉
いまだ日本は「政策後進国」
竹中平蔵
27p
時代を拓く力
防衛省の「平和ボケ」を覚ます
小池百合子/取材・構成:花岡信昭
30p
特集・驚異的に成長する日本経済
個人資産倍増プラン
大前研一
40p
ヨーロッパに学ぶ元気な福祉国家
伊藤元重
66p
「値上げ」繁栄論
藤巻健史
50p
増税路線は「自爆テロ」だ!
竹中平蔵〈対談〉ロバート・フェルドマン
56p
農業が輸出産業になる日
財部誠一
88p
トヨタ流“究極の匠”の育て方
片山 修
74p
モノづくりの質を日々高める
渡辺捷昭
80p



なぜ東京でオリンピックか
安藤忠雄〈対談〉竹村真一
132p
特集Ⅱ・地域主権型道州制
中央集権を捨てるとき
堺屋太一
96p
霞が関解体計画
猪瀬直樹
114p
北海道道州制特区の悲惨
永久寿夫
120p
地方経済は道州制で強くなる
池田弘一〈対談〉大久保尚武
104p



最高指導者の条件〈下〉
李登輝
152p
江戸歌舞伎を受け継いで〈下〉
市川團十郎
162p
創業四百年老舗企業の人づくり
山田日登志〈対談〉岡本知彦
214p
江戸の英知で地方を元気に
鈴木淳雄
224p
核エネルギー・現場の底力
藤沢久美
180p
「日本論」の危うさ
茂木健一郎
142p
話題のテーマに賛否両論!
裁判員制度
橋下 徹/井上 薫
206p
ニッポン新潮流〈スポーツ〉
最後のカリスマ星野仙一
二宮清純
126p
ニッポン新潮流〈生活社会〉
中田英寿のあきれた自分探し
山形浩生
128p
ニッポン新潮流〈経済産業〉
日銀総裁人事は重要か
若田部昌澄
130p
この著者に会いたい
『ぼくの歌・みんなの歌』
森達也/聞き手:仲俣暁生
195p
ワンポイント書評
  
204p
企業家の一冊
藤田 田著『超常識のマネー戦略』
石村賢一
202p
ベストセラーと現代
ジャック・ケルアック著 池澤夏樹編『世界文学全集Ⅰ-01 オン・ザ・ロード』
川井龍介
200p
思い出の人、思い出の時〈第2回〉
両親から学んだこと、娘達に伝えたいこと
ともひとしんのう
238p
『パル判決書』と昭和の戦争〈第8回〉
人種差別
渡部昇一
246p
大宰相・原敬〈第14回〉
「官民相對スルノ道ヲ論ス」
福田和也
229p
松下政経塾同宿記〈第7回〉
一〇〇キロ行軍
上坂冬子
254p
ボイス往来
  
270p
私日記〈第98回〉
新米がおいしくなるおかず
曽野綾子
262p
巻末御免(278)
文学的修飾
谷沢永一
274p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。