雑誌
Voice 2011年1月号
今月号の読みどころ
北朝鮮による韓国砲撃、ロシア大統領の北方領土訪問、燻り続ける尖閣問題……。このところ、日本周辺では一気に緊張が高まりつつあります。はたして、世界はいまどこに向かいつつあるのでしょうか。そこで今回は、混沌とする覇権の行方を読み、日本の採るべき戦略を探る総力特集を組みました。もう1本の特集は、「2011年の『消費倍増』計画」と題し、新たな需要を掘り起こす秘策を探りました。今月号も、あなたの知性と好奇心をくすぐる論考が満載です。ぜひご一読ください!
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今月号の目次
【総力特集】「世界新秩序」に取り残される日本
「多極化する世界」に日本の大義を掲げよ |
中西輝政 |
54p |
10年後、米軍が東アジアから撤退する理由 |
伊藤 貫 |
68p |
米中の本音を読み取れない民主党の愚 |
春名幹男 |
78p |
中露の“帝国性”にいかに対峙するか |
山内昌之vs.谷内正太郎 |
86p |
TPPを奇貨にFTA交渉を加速化する |
玄葉光一郎 |
96p |
グローバル経済のアイロニー |
大前研一 |
102p |
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【特集】 2011年の「消費倍増」計画
右往左往せずに自社の“らしさ”を貫け |
原田泳幸vs.伊藤元重 |
130p |
まずは企業が若者の人件費を増やせ |
藻谷浩介vs.小黒一正 |
138p |
東京を「インバウンド観光」のメッカに |
金子哲雄 |
146p |
昔より若々しい「GS世代」の攻略を |
西村 晃 |
152p |
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実際に現地を訪れた経験をもつ二人が語り合う“国境の正しい守り方”とは? 誰も知らない尖閣&北方領土 |
山本皓一vs.宮嶋茂樹 |
157p |
民間仕分け人が現場で認識した「問題の本質」とは? 事業仕分けは行政の“漢方薬”だ |
水上貴央 |
167p |
観光立国は“人間の知恵”でつくられるものなのだ! 官僚主導の「イヤイヤ開国論」を糺す |
堺屋太一 |
200p |
『この命、義に捧ぐ ~台湾を救った陸軍中将 根本博の奇跡~』 発表!第19回山本七平賞 |
門田隆将 |
216p |
時代を拓くコンセプト 日本の若者に、競争を与えよ |
根岸英一/聞き手:大野和基 |
28p |
この著者に会いたい! 「彼らが読む本が、ドラッカーしかないのは問題です」 |
岡田斗司夫/聞き手:仲俣暁生 |
118p |
彦にゃんの憂国ついーと〈1〉 我らの隣人について |
島田雅彦 |
38p |
ぼけたニュースの笑い方〈1〉 「やっぱり」をタブーに |
日垣 隆 |
194p |
パナソニック、新興国制覇の闘い〈1〉 門真の鉄の扉 |
財部誠一 |
173p |
巻頭の言葉〈新〉 「開国モード」のすゝめ |
冨山和彦 |
25p |
徹底検証〈終〉 松下幸之助の夢・2010年の日本 |
牛尾治朗/永久寿夫 |
206p |
大アジア主義者の夢と蹉跌〈第15回〉 中華民国元年 |
田原総一朗 |
228p |
大宰相・原敬〈第49回〉 ポーツマス講和会議 |
福田和也 |
240p |
私日記〈第133回〉 尊厳生の確立 |
曽野綾子 |
248p |
平成始末〈第13回〉 白昼夢 |
山折哲雄 |
256p |
世の流行にひとこと言わせて!〈10〉 役所は敵じゃない!? |
さかもと未明 |
124p |
高井戸の蛙、世相を覗く〈24〉 日中関係、小泉時代が懐かしい |
江上 剛 |
198p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈国内政治〉 新防衛大綱の焦点は対中戦略 |
上杉 隆 |
42p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈経済財政〉 新 「自由貿易ありき」で政策立案を |
飯田泰之 |
44p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈科学技術〉 呆れる日本のワクチン行政 |
竹内 薫 |
46p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉 なぜ北京の空気は綺麗になったか |
山形浩生 |
48p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生命医療〉 新 重要性が高まる「看取りの技術」 |
最相葉月 |
50p |
「電気」は何処へ〈18〉 世界の共通認識“核のゴミ”は地層処分 |
二見喜章 |
21p |
クールジャパン・次代の旗手〈13〉 [REALITY LAB] |
川島蓉子 |
9p |
語り継ぎたい「モノがたり」〈新〉 ビジネスシューズ |
村上陽一 |
12p |
「凛たる女性」の肖像〈新〉 小笠原敬承斎(小笠原流礼法宗家) |
撮影/遠藤 宏 |
15p |
Killerフレーズ 今月の名言&至言 |
1p |
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Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
222p |
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Voiceステージ 編集者の観劇メモ |
223p |
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Voiceブックス 編集者の読書日記 |
224p |
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Voiceレター 読者の感想&意見 |
226p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。