Voice
発売日
2010年12月10日
税込価格
713円
(本体価格648円)
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Voice 2011年1月号

今月号の読みどころ

北朝鮮による韓国砲撃、ロシア大統領の北方領土訪問、燻り続ける尖閣問題……。このところ、日本周辺では一気に緊張が高まりつつあります。はたして、世界はいまどこに向かいつつあるのでしょうか。そこで今回は、混沌とする覇権の行方を読み、日本の採るべき戦略を探る総力特集を組みました。もう1本の特集は、「2011年の『消費倍増』計画」と題し、新たな需要を掘り起こす秘策を探りました。今月号も、あなたの知性と好奇心をくすぐる論考が満載です。ぜひご一読ください!
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今月号の目次

【総力特集】「世界新秩序」に取り残される日本
「多極化する世界」に日本の大義を掲げよ
中西輝政
54p
10年後、米軍が東アジアから撤退する理由
伊藤 貫
68p
米中の本音を読み取れない民主党の愚
春名幹男
78p
中露の“帝国性”にいかに対峙するか
山内昌之vs.谷内正太郎
86p
TPPを奇貨にFTA交渉を加速化する
玄葉光一郎
96p
グローバル経済のアイロニー
大前研一
102p



【特集】 2011年の「消費倍増」計画
右往左往せずに自社の“らしさ”を貫け
原田泳幸vs.伊藤元重
130p
まずは企業が若者の人件費を増やせ
藻谷浩介vs.小黒一正
138p
東京を「インバウンド観光」のメッカに
金子哲雄
146p
昔より若々しい「GS世代」の攻略を
西村 晃
152p



実際に現地を訪れた経験をもつ二人が語り合う“国境の正しい守り方”とは?
誰も知らない尖閣&北方領土
山本皓一vs.宮嶋茂樹
157p
民間仕分け人が現場で認識した「問題の本質」とは?
事業仕分けは行政の“漢方薬”だ
水上貴央
167p
観光立国は“人間の知恵”でつくられるものなのだ!
官僚主導の「イヤイヤ開国論」を糺す
堺屋太一
200p
『この命、義に捧ぐ ~台湾を救った陸軍中将 根本博の奇跡~』
発表!第19回山本七平賞
門田隆将
216p
時代を拓くコンセプト
日本の若者に、競争を与えよ
根岸英一/聞き手:大野和基
28p
この著者に会いたい!
「彼らが読む本が、ドラッカーしかないのは問題です」
岡田斗司夫/聞き手:仲俣暁生
118p
彦にゃんの憂国ついーと〈1〉
我らの隣人について
島田雅彦
38p
ぼけたニュースの笑い方〈1〉
「やっぱり」をタブーに
日垣 隆
194p
パナソニック、新興国制覇の闘い〈1〉
門真の鉄の扉
財部誠一
173p
巻頭の言葉〈新〉
「開国モード」のすゝめ
冨山和彦
25p
徹底検証〈終〉
松下幸之助の夢・2010年の日本
牛尾治朗/永久寿夫
206p
大アジア主義者の夢と蹉跌〈第15回〉
中華民国元年
田原総一朗
228p
大宰相・原敬〈第49回〉
ポーツマス講和会議
福田和也
240p
私日記〈第133回〉
尊厳生の確立
曽野綾子
248p
平成始末〈第13回〉
白昼夢
山折哲雄
256p
世の流行にひとこと言わせて!〈10〉
役所は敵じゃない!?
さかもと未明
124p
高井戸の蛙、世相を覗く〈24〉
日中関係、小泉時代が懐かしい
江上 剛
198p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈国内政治〉
新防衛大綱の焦点は対中戦略
上杉 隆
42p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈経済財政〉 新
「自由貿易ありき」で政策立案を
飯田泰之
44p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈科学技術〉
呆れる日本のワクチン行政
竹内 薫
46p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉
なぜ北京の空気は綺麗になったか
山形浩生
48p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生命医療〉 新
重要性が高まる「看取りの技術」
最相葉月
50p
「電気」は何処へ〈18〉
世界の共通認識“核のゴミ”は地層処分
二見喜章
21p
クールジャパン・次代の旗手〈13〉
[REALITY LAB]
川島蓉子
9p
語り継ぎたい「モノがたり」〈新〉
ビジネスシューズ
村上陽一
12p
「凛たる女性」の肖像〈新〉
小笠原敬承斎(小笠原流礼法宗家)
撮影/遠藤 宏
15p
Killerフレーズ
今月の名言&至言

1p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

222p
Voiceステージ
編集者の観劇メモ

223p
Voiceブックス
編集者の読書日記

224p
Voiceレター
読者の感想&意見

226p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。