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Voice 2012年8月号
今月号の読みどころ
領土、国土、森林、そして……。われわれの知らないところで進んでいる、隣国による買収と情報工作。その恐るべき実態を明らかにするとともに、わが国が取るべき対策を徹底論議。戦後の国防や憲法に対する認識をいまこそ改めなければ、日本は国家としてもっとも大切なもの、尊厳すら奪い取られかねません。そこで今月は、“これでいいのか、対中外交”という危惧から、総力特集を組みました。もう1本の特集は、「消費『増税』社会の末路」。本来、政府は増税の前に、歳出削減に真剣に取り組むべきなのは明らかです。必読記事満載の8月号を、お買い忘れなく!
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今月号の目次
【総力特集】中国に押され続ける日本
特別寄稿 日本人ほど中国を知らない国民はいない |
中西輝政 |
48p |
緊急直言 国がやらないから東京都が尖閣を守る |
猪瀬直樹/飯田泰之 |
60p |
「李春光スパイ疑惑事件」は氷山の一角だ |
小谷 賢 |
80p |
土地は買われても「実効支配」は許すな |
有本 香 |
88p |
「素朴な反戦思想」は完全に時代遅れ |
萱野稔人 |
95p |
憂国対談 “東アジアの自由の砦”台湾を日米協力で死守せよ |
岡崎久彦/西村繁樹 |
70p |
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短期集中連載・ローソン思考 第一回 覚醒する流通業界 |
財部誠一 |
190p |
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【特集】消費「増税」社会の末路
緊急寄稿 自公民の裏談合とそれを支える官僚たち |
古賀茂明 |
114p |
「小沢の力」をみくびった誤算 |
長谷川幸洋 |
122p |
激突鼎談 本当に生活保護を受けるべきは誰か |
片山さつき/城 繁幸/赤木智弘 |
130p |
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「羽田ブランド」で東京を世界一の都市に |
A・ゲルマン/竹中平蔵 |
146p |
安易な太陽光パネルの普及は禍根を残す |
夏目幸明 |
156p |
電子書籍は“過渡期のメディア”か |
神田敏晶 |
164p |
皇統を護るご覚悟とご努力 師・寛仁親王殿下を偲んで |
竹田恒泰 |
172p |
オックスフォード留学記〈特別編〉 父・寛仁親王の思い出 |
彬子女王 |
228p |
時代を拓くコンセプト 「大切なのは、社会で機能しつつも『デザインしないデザイン』です」 |
佐藤 卓/聞き手:川島蓉子 |
24p |
この著者に会いたい! 「木下監督とデコちゃんを再評価させたい、との思いがありました」 |
樋口毅宏/聞き手:仲俣暁生 |
104p |
彦にゃんの憂国ついーと〈20〉 魅惑の没落 |
島田雅彦 |
34p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈国内政治〉 増税法案の「世論」が矛盾する理由 |
菅原 琢 |
38p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉 違法ダウンロードに刑事罰!? |
山形浩生 |
40p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈科学医療〉 震災遺児支援の大きな欠落 |
最相葉月 |
42p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈スポーツ〉 豪州戦の何が「痛恨のドロー」か |
杉山茂樹 |
44p |
世の流行にひとこと言わせて!〈29〉 医は仁術に尽きる |
さかもと未明 |
140p |
海堂尊、医療最前線をゆく〈16〉 夕張の病院再生 |
海堂 尊 |
222p |
巻頭の言葉〈8〉 そもそも税金と国家とは |
橋爪大三郎 |
21p |
“複雑系”IT戦略論〈終〉 「鉄砲」を駆使して生き残れ |
夏野 剛 |
212p |
「バブルを知らない世代」の幸福論〈3〉 [ゲスト]瀬谷ルミ子 |
田原総一朗 |
202p |
大宰相・原敬〈第68回〉 三・一独立運動と五・四運動 |
福田和也 |
236p |
私日記〈第152回〉 「何と私の人生は豊かだったのだろう」 |
曽野綾子 |
244p |
平成始末〈第32回〉 宗教と科学 |
山折哲雄 |
252p |
クールジャパン・次代の旗手〈32〉 [キギ] |
川島蓉子 |
7p |
語り継ぎたい「モノがたり」〈20〉 ローファー |
村上陽一 |
12p |
「凛たる女性」の肖像〈20〉 中塚翠涛 |
撮影/遠藤 宏 |
15p |
Killerフレーズ 時代を斬る!論点 |
1p |
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Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
144p |
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Voiceステージ 編集者の観劇メモ |
145p |
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Voiceブックス 編集者の読書日記 |
110p |
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Voiceレター 読者の感想&意見 |
178p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。