Voice
発売日
2012年7月10日
税込価格
713円
(本体価格648円)
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Voice 2012年8月号

今月号の読みどころ

領土、国土、森林、そして……。われわれの知らないところで進んでいる、隣国による買収と情報工作。その恐るべき実態を明らかにするとともに、わが国が取るべき対策を徹底論議。戦後の国防や憲法に対する認識をいまこそ改めなければ、日本は国家としてもっとも大切なもの、尊厳すら奪い取られかねません。そこで今月は、“これでいいのか、対中外交”という危惧から、総力特集を組みました。もう1本の特集は、「消費『増税』社会の末路」。本来、政府は増税の前に、歳出削減に真剣に取り組むべきなのは明らかです。必読記事満載の8月号を、お買い忘れなく!
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今月号の目次

【総力特集】中国に押され続ける日本
特別寄稿
日本人ほど中国を知らない国民はいない
中西輝政
48p
緊急直言
国がやらないから東京都が尖閣を守る
猪瀬直樹/飯田泰之
60p
「李春光スパイ疑惑事件」は氷山の一角だ
小谷 賢
80p
土地は買われても「実効支配」は許すな
有本 香
88p
「素朴な反戦思想」は完全に時代遅れ
萱野稔人
95p
憂国対談
“東アジアの自由の砦”台湾を日米協力で死守せよ
岡崎久彦/西村繁樹
70p



短期集中連載・ローソン思考
第一回 覚醒する流通業界
財部誠一
190p



【特集】消費「増税」社会の末路
緊急寄稿
自公民の裏談合とそれを支える官僚たち
古賀茂明
114p
「小沢の力」をみくびった誤算
長谷川幸洋
122p
激突鼎談
本当に生活保護を受けるべきは誰か
片山さつき/城 繁幸/赤木智弘
130p



「羽田ブランド」で東京を世界一の都市に
A・ゲルマン/竹中平蔵
146p
安易な太陽光パネルの普及は禍根を残す
夏目幸明
156p
電子書籍は“過渡期のメディア”か
神田敏晶
164p
皇統を護るご覚悟とご努力
師・寛仁親王殿下を偲んで
竹田恒泰
172p
オックスフォード留学記〈特別編〉
父・寛仁親王の思い出
彬子女王
228p
時代を拓くコンセプト
「大切なのは、社会で機能しつつも『デザインしないデザイン』です」
佐藤 卓/聞き手:川島蓉子
24p
この著者に会いたい!
「木下監督とデコちゃんを再評価させたい、との思いがありました」
樋口毅宏/聞き手:仲俣暁生
104p
彦にゃんの憂国ついーと〈20〉
魅惑の没落
島田雅彦
34p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈国内政治〉
増税法案の「世論」が矛盾する理由
菅原 琢
38p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉
違法ダウンロードに刑事罰!?
山形浩生
40p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈科学医療〉
震災遺児支援の大きな欠落
最相葉月
42p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈スポーツ〉
豪州戦の何が「痛恨のドロー」か
杉山茂樹
44p
世の流行にひとこと言わせて!〈29〉
医は仁術に尽きる
さかもと未明
140p
海堂尊、医療最前線をゆく〈16〉
夕張の病院再生
海堂 尊
222p
巻頭の言葉〈8〉
そもそも税金と国家とは
橋爪大三郎
21p
“複雑系”IT戦略論〈終〉
「鉄砲」を駆使して生き残れ
夏野 剛
212p
「バブルを知らない世代」の幸福論〈3〉
[ゲスト]瀬谷ルミ子
田原総一朗
202p
大宰相・原敬〈第68回〉
三・一独立運動と五・四運動
福田和也
236p
私日記〈第152回〉
「何と私の人生は豊かだったのだろう」
曽野綾子
244p
平成始末〈第32回〉
宗教と科学
山折哲雄
252p
クールジャパン・次代の旗手〈32〉
[キギ]
川島蓉子
7p
語り継ぎたい「モノがたり」〈20〉
ローファー
村上陽一
12p
「凛たる女性」の肖像〈20〉
中塚翠涛
撮影/遠藤 宏
15p
Killerフレーズ
時代を斬る!論点

1p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

144p
Voiceステージ
編集者の観劇メモ

145p
Voiceブックス
編集者の読書日記

110p
Voiceレター
読者の感想&意見

178p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。