Voice
発売日
2019年10月10日
税込価格
840円
(本体価格764円)
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Voice 2019年11月号

今月号の読みどころ

「戦後最悪」とまで語られる日韓関係のみならず、いまや米韓関係の悪化まで囁かれている。東アジアの秩序、そして平和は守られるのか。中西輝政、鈴置高史、崔碩栄、宮崎正弘、戸堂康之、マイケル・オースリンの各氏が争点を分析。北朝鮮と中国という「真の脅威」を前に、私たちは日韓関係において何を意識すべきか、切々と訴えかける中西氏の言葉はあまりに重い。特集では、河合雅司氏と荻原博子氏が「増税後の日本経済」を解説。また、巻頭には柳井正氏の特別論考「令和の現実を視よ」を掲載。大島理森衆議院議長の特別インタビューも必読だ。
公式サイト

今月号の目次

総力特集:日米韓の断層
韓国を「敵陣営」に回してよいのか
中西輝政
44p
「米韓同盟消滅」から目を逸らすな
鈴置高史
58p
反日感情の裏側と北朝鮮ファースト
崔 碩栄
66p
指導者なき香港市民の暴発
宮崎正弘
74p
サプライチェーンへの余波を想定せよ
戸堂康之
82p
自衛隊増強で「アジアの終わり」を防げ
マイケル・オースリン
92p
特集:増税後の日本経済
「全世代型社会保障改革」への違和感
河合雅司
104p
消費税10%時代の暮らしの守り方
荻原博子
112p
連載 ほか
政治家は「半歩先の責任感」をもて
大島理森
120p
ニュータイプの中小企業
山口 周
128p
地方で育む起業家精神とアート
大森雅夫&石川康晴
136p
新時代ビジョン研究会
人間とチンパンジーを分けるもの
長谷川眞理子
146p
二十一世紀「左翼」盛衰史
綿野恵太
156p
「アジアのリーダー都市」への挑戦(下)
福岡市成長の壁はトンネルで突き破れる
八田達夫
164p
安倍政権に残された課題
フィリップ・リプシー
204p
歴史秘話
チャンドラ・ボースと日本軍、インド独立の「新たな絆」
岡部 伸
214p
特別寄稿
令和の現実を視よ
柳井 正
18p
ウェルビーイングとは何か〈2〉
妥当な測定法の追求
石川善樹
196p
短期集中連載 「野球危機」は真実か〈終〉
国際化への課題
喜瀬雅則
224p
反EUの現場を歩く〈4〉
ポピュリズムに傾倒したイタリアのツケ
宮下洋一
184p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
孫文のロンドン監禁事件~その二~
渡辺惣樹
34p
ニッポン新潮流〈政治外交〉
サウジ石油施設攻撃と好戦的な文民
三浦瑠麗
36p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
大規模長期避難への無自覚
開沼 博
38p
ニッポン新潮流〈日本文化〉
日本刀と現代アート
舘鼻則孝
40p
西南、南西、テレビ風37
ラジオの「音」の魅力
結城豊弘
42p
首長の力量
徹底した「改革マインド」で熊本を再生させる
大西一史
233p
著者に聞く
『ロス男』
平岡陽明
238p
巻頭言〈第23回〉
曲がり角に来た?日本の外交安保政策
宮家邦彦
15p
私日記〈第238回〉
謝る資格
曽野綾子
26p
文明之虚説〈第23回〉
受動喫煙防止法
渡辺利夫
246p
東京の聖地〈4〉
日本青年館
写真・文/岡本亮輔
1p
土木を撮る〈19〉
神子元島灯台
写真・文/西山芳一
8p
令和の撫子〈6〉
舞書家Chad.
撮影/キムラタカヒロ
11p
Voiceブックス
編集者の読書日記

242p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

243p
Voiceレター
読者の感想&意見

244p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。