雑誌
歴史街道 2018年11月号
今月号の読みどころ
今月の特集1は、「伊達政宗と秀吉・家康」です。
国際情勢しかり、ビジネスの世界しかり、またあらゆる組織にも言えることですが、後から成長してきた者は必ず、ある段階で大きな“壁”にぶつかります。
そうした時、その壁とどのように対峙し、生き残りを図るのか――。
戦国時代後半に、東北地方で急速に版図を広げた「独眼竜」伊達政宗。彼にとって大きな壁となったのが二人の天下人、豊臣秀吉と徳川家康です。
本特集では、伊達政宗がどのように急成長を遂げたのか、秀吉・家康をいかに乗り越えようとしたのか、そのときどんな想いを抱いていたのか、そして乗り越えることが難しい時、どのような選択をして家と誇りを守ったのかに迫ります。
そこには、現代を生きるわれわれにとっても、ヒントがあるのではないでしょうか。
特集2は、大河ドラマ『西郷どん』で笑福亭鶴瓶さんが演じて話題の、岩倉具視を取り上げています。
巻頭グラビアは、映画『散り椿』主演の岡田准一さん。
特別企画は、「島原の乱と天草四郎」です。世界史の中でこの乱を位置づけると、どんなことが見えてくるのか……是非ご一読ください。
国際情勢しかり、ビジネスの世界しかり、またあらゆる組織にも言えることですが、後から成長してきた者は必ず、ある段階で大きな“壁”にぶつかります。
そうした時、その壁とどのように対峙し、生き残りを図るのか――。
戦国時代後半に、東北地方で急速に版図を広げた「独眼竜」伊達政宗。彼にとって大きな壁となったのが二人の天下人、豊臣秀吉と徳川家康です。
本特集では、伊達政宗がどのように急成長を遂げたのか、秀吉・家康をいかに乗り越えようとしたのか、そのときどんな想いを抱いていたのか、そして乗り越えることが難しい時、どのような選択をして家と誇りを守ったのかに迫ります。
そこには、現代を生きるわれわれにとっても、ヒントがあるのではないでしょうか。
特集2は、大河ドラマ『西郷どん』で笑福亭鶴瓶さんが演じて話題の、岩倉具視を取り上げています。
巻頭グラビアは、映画『散り椿』主演の岡田准一さん。
特別企画は、「島原の乱と天草四郎」です。世界史の中でこの乱を位置づけると、どんなことが見えてくるのか……是非ご一読ください。
公式サイト | ![]() |
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秀吉も家康も政宗も、そして貴方も僕も |
黒鉄ヒロシ |
3p |
この人に会いたい vol.142 |
岡田准一 |
7p |
特集1 伊達政宗と秀吉・家康 二人の天下人に挑んだ独眼竜
【対秀吉】小田原攻め、葛西大崎一揆、豊臣秀次事件… 存亡の危機の連続! なぜ活路を切り拓くことができたのか |
小和田哲男 |
14p |
ビジュアル1 天下人二人への「挑戦の軌跡」 |
20p |
|
【対家康】関ケ原、遣欧使節、謀反の噂… 息詰まる心理戦! それは、死ぬ間際まで続いていた |
平川 新 |
22p |
ビジュアル2 鳥瞰図でわかる仙台城 |
28p |
|
コラム 幼き日の独眼竜、何が彼を変えたのか |
30p |
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人取橋の合戦 父の弔い合戦のはずが…窮地でも揺るがなかった「自信」 |
岩井三四二 |
32p |
摺上原の合戦 宿敵・蘆名を破った“乾坤一擲の大勝負” |
佐藤巖太郎 |
38p |
【謎に迫る】小田原参陣前、弟・小次郎を殺してはいなかった!? |
佐藤憲一 |
44p |
東北の関ケ原 天下三分の計、大乱の中で抱いた野望は… |
近衛龍春 |
50p |
マーケティングのカリスマが分析 創業者は父・輝宗、では二代目の政宗は… |
神田昌典 |
56p |
特集をもっと知るための本 |
60p |
特集2 岩倉具視の真実
総論 日本人離れした「鉄の意志」を持った政治家 |
中西輝政 |
116p |
政治の表舞台に上るはずのない男の「宿願」が叶う時 |
秋山香乃 |
124p |
特別企画 島原の乱と天草四郎
Q&A 知っているようで知らない「原因」「経過」「影響」 |
大橋幸泰 |
84p |
それは、世界的な反ローマ・カトリック教会戦争の一環だった |
荒山 徹 |
92p |
ブックガイド 天草四郎はどのように描かれてきたのか |
細谷正充 |
96p |
連載 ほか
歴史こぼれ話 日本海海戦と戦艦三笠 第二回 造船の町に遺る日英の絆 |
61p |
|
直木賞作家が語る「縄文」の魅力 |
荻原 浩 |
62p |
水戸藩・徳川斉昭が「弘道館」に託した想いとは |
永井 博 |
66p |
「動物」と「歴史」の意外な関係 第一二回 魚(前編) |
菅井友香 丸山克志 |
72p |
池波正太郎の江戸を食べ歩く 第三回 銀座 天國〈天丼〉 |
山口恵以子 |
77p |
年間購読のご案内 |
81p |
|
海軍中堅幹部が語り合った 「400時間の記録」から見えてくるもの |
戸高一成 |
100p |
連載小説 月と日の后 第七回 望月の章 |
冲方 丁 |
104p |
「歴史街道」伝言板 |
110p |
|
BOOKS・CINEMA |
112p |
|
この著者に注目! 武内涼 |
114p |
|
これだけは知っておきたい! “史上最悪”インパール作戦の基礎知識 |
平塚柾緒 |
130p |
歴史街道・ロマンへの扉 大阪市中央公会堂 |
林 宏樹 |
136p |
インスタントラーメンの父・安藤百福ってどんな人!? |
榊原清則 |
138p |
次号予告! |
142p |
|
歴史街道脇本陣 |
143p |
|
〈城紀行〉戦国の風 第三回 小谷城◎もののふ達が眠る聖域 |
写真・文 畠中和久 |
146p |
歴史街道 とは
「いま、歴史がおもしろい」
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。