雑誌
歴史街道 2019年11月号
今月号の読みどころ
今月の特集1は、「日本と朝鮮半島の2000年史」です。
日本と韓国の関係は、国交正常化後、過去最悪の状況に陥っているといわれます。
なぜ、日韓は衝突が絶えないのか。今後いかに韓国、そして北朝鮮に向き合っていけばいいのか――。
それを考えるには、近現代史だけではなく、古代から続く関係を、通史で見ていくことが必要なのではないでしょうか。
また、世界史の視点からも、出口治明先生に隣国との外交のあり方をご解説いただいています。
今回の特集では、古代から近現代にいたるまでの日本と朝鮮半島の関係を見つめ直し、韓国だけでなく、北朝鮮との向き合い方のヒントをさぐっていきます。
特集2は、「“八犬伝のモデル”戦国・里見一族」です。
「南総里見八犬伝」のモデルである、房総半島の戦国大名・里見氏は、関東制覇を狙う北条氏と戦い続けました。
三船山合戦をはじめ、北条氏との戦いを紹介しつつ、里見氏の興亡を解説します。
特別企画は、江戸時代の人びとに「定年後の生き方」について学びます。
日本と韓国の関係は、国交正常化後、過去最悪の状況に陥っているといわれます。
なぜ、日韓は衝突が絶えないのか。今後いかに韓国、そして北朝鮮に向き合っていけばいいのか――。
それを考えるには、近現代史だけではなく、古代から続く関係を、通史で見ていくことが必要なのではないでしょうか。
また、世界史の視点からも、出口治明先生に隣国との外交のあり方をご解説いただいています。
今回の特集では、古代から近現代にいたるまでの日本と朝鮮半島の関係を見つめ直し、韓国だけでなく、北朝鮮との向き合い方のヒントをさぐっていきます。
特集2は、「“八犬伝のモデル”戦国・里見一族」です。
「南総里見八犬伝」のモデルである、房総半島の戦国大名・里見氏は、関東制覇を狙う北条氏と戦い続けました。
三船山合戦をはじめ、北条氏との戦いを紹介しつつ、里見氏の興亡を解説します。
特別企画は、江戸時代の人びとに「定年後の生き方」について学びます。
公式サイト | ![]() |
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彼の国の奇天烈 |
黒鉄ヒロシ |
3p |
グラビア この人に会いたい vol.154 |
山崎怜奈 |
7p |
特集1 日本と朝鮮半島の2000年史
【序論】 「通史」で捉えることで何が見えてくるのか |
河合 敦 |
14p |
ビジュアル 年表と地図で見る2000年史 |
22p |
|
古代 ◆半島への出兵は、なぜ繰り返されたのか |
倉本一宏 |
24p |
中世・近世 ◆蒙古襲来、倭寇、朝鮮出兵は何をもたらしたか |
関 周一 |
30p |
近現代 ◆江華島事件から日韓併合、そして終戦――相剋を生んだものとは |
木村 幹 |
38p |
コラム 朝鮮戦争が日本に与えた影響とは |
46p |
|
【文永・弘安の役】 鎌倉武士とモンゴル兵の死闘の裏側で… |
荒山 徹 |
48p |
【文禄・慶長の役】 李舜臣と小西行長、死罪から復活した二人は… |
誉田龍一 |
54p |
【特別インタビュー】 世界史から読み解く隣国関係と外交のあり方 |
出口治明 |
60p |
特集をもっと知るための本 |
67p |
特集2 “八犬伝のモデル” 戦国・里見一族 北条の関東制覇はかくして阻まれた
天文の内乱、江戸湾争奪戦、上杉・武田との同盟…「謎多き一族」の真実に迫る |
滝川恒昭 |
116p |
霧の三船山合戦――北条軍を打ち破った義弘の秘策 |
近衛龍春 |
122p |
特別企画 江戸時代人に学ぶ 「定年後の生き方」
【武士編】 石川丈山、歌川広重、松平定信… |
中江克己 |
88p |
【庶民編】 伊能忠敬、伊藤若冲、村田春海… |
中江克己 |
94p |
連載・読み物
歴史こぼれ話 日本海海戦と戦艦三笠 |
68p |
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伊勢商人に学ぶ“令和を生き抜く”知恵とヒント |
岡田 晃 |
69p |
思わず人に話したくなる 城をめぐる“ちょっといい話” |
楠戸義昭 |
74p |
空の神兵――陸海軍・落下傘部隊の光と影 |
松田十刻 |
81p |
連載小説 月と日の后 第19回 初花の章 |
冲方 丁 |
98p |
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||
「歴史街道」伝言板 |
104p |
|
BOOKS・CINEMA |
106p |
|
この著者に注目! 和田裕弘 |
108p |
|
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||
連作読切小説 戦国武将×四十七都道府県 第3回 津軽為信×青森県「津軽という家」 |
今村翔吾 |
110p |
春夏秋冬、ニッポンの食べ物で縁起かつぎ |
奈落一騎 |
128p |
『風姿花伝』が教える「コミュニケーションの秘訣」 |
長尾 剛 |
132p |
|
||
歴史街道・ロマンへの扉 出石の城下町 |
林宏 樹 |
138p |
年間購読のご案内 |
141p |
|
次号予告! |
142p |
|
歴史街道脇本陣 |
143p |
|
台湾建築紀行 日本人の足跡を求めて 第2回 台湾総督府台北医院 |
写真・文 片倉佳史 |
146p |
歴史街道 とは
「いま、歴史がおもしろい」
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。