雑誌
歴史街道 2020年1月号
今月号の読みどころ
今月の特集1は、「戦国合戦・究極の選択――男たちの決断が歴史を変えた」です。
実力次第で出世し、大名、果ては天下人にまで成り上がることも可能だった戦国時代。
しかしその反面、一つの判断がその身を滅ぼすことにもつながりました。
戦国を生きた男たちは、いかなるときも「究極の選択」をしていたといえます。
本特集では、そうした「究極の選択」の中でも、歴史を変えたものをピックアップして紹介することで、われわれが「究極の選択」を迫られた際の一助にしたく思います。
特集2は、「アレクサンドロス大王――世界史を創った男」です。
紀元前336年、20歳で王位を継承後、東方へ遠征を続け、十年で未曾有の大帝国を築いたアレクサンドロス大王。
彼の圧倒的な強さはどこからくるのか。そして、わずか三十三年の彼の生涯が、世界史に遺したものは何だったのかを解説します。
特別企画は、「『相続』が歴史を動かしてきた」です。
「相続」の視点から世界史・日本史を見直していきます。
実力次第で出世し、大名、果ては天下人にまで成り上がることも可能だった戦国時代。
しかしその反面、一つの判断がその身を滅ぼすことにもつながりました。
戦国を生きた男たちは、いかなるときも「究極の選択」をしていたといえます。
本特集では、そうした「究極の選択」の中でも、歴史を変えたものをピックアップして紹介することで、われわれが「究極の選択」を迫られた際の一助にしたく思います。
特集2は、「アレクサンドロス大王――世界史を創った男」です。
紀元前336年、20歳で王位を継承後、東方へ遠征を続け、十年で未曾有の大帝国を築いたアレクサンドロス大王。
彼の圧倒的な強さはどこからくるのか。そして、わずか三十三年の彼の生涯が、世界史に遺したものは何だったのかを解説します。
特別企画は、「『相続』が歴史を動かしてきた」です。
「相続」の視点から世界史・日本史を見直していきます。
公式サイト | ![]() |
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命の選択 |
黒鉄ヒロシ |
3p |
グラビア この人に会いたい vol.156 |
成田 凌 |
7p |
特集1 神流川、岩屋城、碧蹄館、そして関ケ原 戦国合戦・究極の選択 男たちの決断が歴史を変えた
【総論】 “勝負どころ”における信長・秀吉・家康の研究 |
小和田哲男 |
14p |
ビジュアル 戦国時代は「究極の選択」の連続だった |
22p |
|
吉田郡山城の戦い×毛利元就 家臣に反対されるも…十倍の尼子軍を退けた采配 |
江宮隆之 |
24p |
神流川の戦い×滝川一益・北条氏政 信長横死を聞いた二人の将のそれぞれの決断、そして… |
誉田龍一 |
30p |
岩屋城の戦い×高橋紹運 「武士の命は使いよう」攻守逆転を呼んだ男の信念 |
片山洋一 |
36p |
碧蹄館の戦い×小早川隆景 追い込まれた日本軍が選んだ?起死回生”の一手 |
川越宗一 |
42p |
関ケ原の戦い×石田三成 籠城か、野戦か――その計算はなぜ狂ってしまったのか |
鈴木英治 |
48p |
天下分け目の決戦――“裏切り者”たちの思惑 |
鷹橋 忍 |
54p |
【特別インタビュー】 大坂の陣◎豊臣恩顧の大名たちの葛藤を分析する |
中野信子 |
60p |
特集をもっと知るための本 |
64p |
特集2 アレクサンドロス大王 世界史を創った男
マケドニアから世界へ――戦い続けた「軍事の天才」の生涯 |
島崎 晋 |
122p |
【特別インタビュー】 ガンダムの漫画家がとらえた英雄の素顔 |
安彦良和 |
128p |
特別企画 「相続」が歴史を動かしてきた
【日本史編】 この戦乱もあの大事件も、全部ここから始まった |
安藤優一郎 |
84p |
【世界史編】 モンゴル帝国、ロスチャイルド…かくて明暗は分かれた |
大村大次郎 |
90p |
連載・読み物
歴史こぼれ話 日本海海戦と戦艦三笠 第九回 戦艦「ボロジノ」唯一の生存者 |
65p |
|
B-29も撃墜できた!? 幻の戦闘機「震電」とは |
吉野泰貴 |
66p |
華麗なる一族・ハプスブルク家、その盛衰の謎に迫る |
宇山卓栄 |
72p |
地獄のニューギニア戦線、そして戦後は部下のために… ――陸軍中将・安達二十三 |
松田十刻 |
78p |
連載小説 月と日の后 第21回 初花の章 |
冲方 丁 |
98p |
「歴史街道」伝言板 |
104p |
|
BOOKS・CINEMA |
106p |
|
この著者に注目! 鈴木董 |
108p |
|
連作読切小説 戦国武将×四十七都道府県 第5回 上杉謙信×新潟県「蒼天の代将」 |
今村翔吾 |
110p |
「地形」と「治水」で読み解く日本文明 |
竹村公太郎 |
131p |
歴史街道・ロマンへの扉 最終回 神戸・北野 |
林 宏樹 |
138p |
年間購読のご案内 |
141p |
|
次号予告! |
142p |
|
歴史街道脇本陣 |
143p |
|
台湾建築紀行 日本人の足跡を求めて 第4回 新竹駅 |
写真・文 片倉佳史 |
146p |
歴史街道 とは
「いま、歴史がおもしろい」
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。