月刊PHP増刊号
発売日
2013年3月18日
税込価格
524円
(本体価格476円)
在 庫
なし
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月刊誌PHP増刊号 2013年5月号

今月号の
読みどころ
1947年に創刊された『PHP』誌は、昨年2012年に創刊65周年を迎えました。この間、『PHP』誌に掲載されたエッセイ、読者体験談、ドキュメントの中には、その時代を生きる上での知恵にとどまらず、苦難・困難に立ち向かう人たちへの普遍的なメッセージが多く含まれていました。著名人の座右の銘に本人の解説を添えて掲載する連載は、1964年、「この人のこのことば」として始まりました。1972年に「こころにひびくことば」と題名を変え、50年近く経った今なお、人気企画として続いています。宗教者や先人の重みのある「ことば」から生き方の指針を見出したり、恩師や周囲の方にかけていただいた温かい「ことば」に、生きる希望や元気がわいてくることがあります。また、何十年前にいわれた「ことば」を忘れず、ことあるごとに思い出すこともあるのです。こうした「ことば」は、先行きが不透明で不安を抱きがちな現代を生きる多くの方々にとっても勇気づけとなり、また人生を歩む上で参考となるのではないでしょうか。この『PHPアーカイブス特別保存版 心に響く一〇〇の言葉』では、『PHP』誌上に記した、時代を生き抜く知恵の「ことば」百篇を厳選して紹介します。

目次(画像)

今月号の目次

宗教のことば―心穏やかに生きる秘訣
唯これ平常無事 柴山全慶 10p
愛語好く回天の力あり 関 牧翁 12p
初心不忘 大西良慶 14p
自信がないのではない 自信がもてる迄 努力しないのである 小笠原英法 16p
煩悩にまなこさえられて 摂取の光明みざれども 大悲ものうきことなくて つねにわが身をてらすなり 大谷光照 18p
道心 山田惠諦 20p
我、すべてを委ね奉る 遠藤周作 22p
一隅を照らす、此れ則ち国宝なり 池坊専永 24p
よきひとのおおせ 花岡大学 26p
ホォ 清水公照 28p
〝正しい事〟を行なうものを天は必ず生かし給う 大森曹玄 30p
独居如接客 接客如独居 秋山庄太郎 32p
何事につけあわてんようにしなはれや 立花大亀 34p
日日是好日 戸板康二 36p
聞法因縁五百生 同席対面五百生 坂村真民 38p
労する者 重荷を負ふ者 我に来れ 星野富弘 40p
あゆは瀬にすむ、鳥は木にとまる、人は情けの下にすむ。 梶 妙壽 42p
先人のことば―生きる知恵を学ぶ
大丈夫 嘉納履正 46p
すぐれて深きこと 小林秀雄 48p
叶うはよし 叶いたがるはあしし 千 宗室(十五代目) 50p
人間だけが尊いのであって、対立する考え方が尊いのではない。 東山魁夷 52p
不易・流行 山口華楊 54p
勇気 源氏鶏太 56p
Ask not what your country will do for you―ask what you can do for your country. 井深 大 58p
初心忘るべからず 観世栄夫 60p
なんじの道を進め、そして人々をして語るに委せよ! 蜷川幸雄 62p
もし茨の道を踏まねばならぬものなら、もとより踏むもよいが踏まずにすむものなら、みだりに踏むべきでない。 兼高かおる 64p
一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである 三浦綾子 66p
世の中は地獄の上の花見かな 篠田正浩 68p
「(物語は)神代より世にあることを、記しおきけるななり。日本紀などは、ただかたそばぞかし」 田辺聖子 70p
一日一生 山本七平 72p
仕事が楽しみならば人生は極楽 仕事が義務なら人生は地獄だ 田沼武能 74p
僧に似て塵あり、俗に似て髪なし 山折哲雄 76p
「サヨナラ」ダケガ人生ダ 今村昌平 78p
今の私は、これまでに出会ったものすべての賜物である 日野原重明 80p
薔薇ノ木ニ 薔薇ノ花サク。ナニゴトノ不思議ナケレド。 加藤道子 82p
四十九年夢中酔 一生栄輝一杯酒 津本 陽 84p
なろう なろう あすなろう 明日は檜になろう 藤子不二雄A 86p
幸も不幸もない。要は心の持ち方一つなのだ。 斎藤茂太 88p
日々のことば―私を勇気づけてくれた一言
救い 小野竹喬 92p
生命をたいせつに 東山千栄子 94p
雑草を愛づる 金子光晴 96p
自然尊重 荒川豊蔵 98p
わたしは、山川草木など自然の姿を習字の手本にした 入江泰吉 100p
歌と共に死んで行く 淡谷のり子 102p
「ハブ ア ナイス デイ」 糸川英夫 104p
草々は呼びかわしつつ枯れてゆく 木下恵介 106p
本当に思っていないんだ 桂 米朝 108p
時流を超えて 新旧のことを学ぶように 平山郁夫 110p
勤勉努力は凡を非凡にする 上村松篁 112p
自分で自分を楽しませるすべを知ってる人間ほど強い 小森和子 114p
スランプとの上手な共存 市川 崑 116p
「戦争に勝った者はいません。どちらの側の人々も、長い年月にわたって代償を支払うのです」 澤地久枝 118p
心に早春の花を咲かせて 米山京子 120p
商いは、飽きないから生ず…… 桂 小文枝 122p
「生きるんだ、お前は親ではないか」 藤原てい 124p
討ち入りより昼行燈が幸せだ。 三浦朱門 126p
「いいですよオ~ いいですよオ~」 加藤芳郎 128p
真理は偉大なる誤謬である 毛利 衛 130p
青春時代にしかできないことがある 君原健二 132p
赤子の目 上村淳之 134p
魂のことば―元気と希望がわいてくる
石ころゴロゴロたりとも 草野心平 138p
器用がついて来ていた 平櫛田中 140p
困難をさけるな、困難は君のチャンスだ 森繁久弥 142p
強く やさしく 土門 拳 144p
無欲の欲 松本幸四郎(八代目) 146p
手に職を 松本清張 148p
どんな悲しい涙でもいつかは乾くときがくる ミヤコ蝶々 150p
泳心一路 古橋廣之進 152p
洗心 長嶋茂雄 154p
思いたつ日が吉日 木村尚三郎 156p
先生はいつまでも必要 森下洋子 158p
エラクナッチャイケナイ ミットモナイ やなせたかし 160p
一生修行 一生青春 中村鴈治郎(坂田藤十郎) 162p
世の中で一番楽しく立派なことは一生涯を貫く仕事をもつことである 友竹正則 164p
希望は人生の宝 森口華弘 166p
見えるものを見ず 見えぬものを見よ 美輪明宏 168p
気を使うより身を使え 大山のぶ代 170p
人生のことば―心豊かに生きるために
Prosperity versus Poverty 鈴木大拙 174p
生命の活用 山岡荘八 176p
よい顔を作る 山田無文 178p
真の友情は精神の厳しい緊張関係の上にのみ成り立つ 木下順二  180p
積みへらし人生 岡本太郎 182p
やがて君も世界へ 三浦雄一郎 184p
誰が選んでくれたんでもない 自分で選んで歩き出したみちですもの 間違いと知ったら 自分で間違いでないようにしなくちゃあ 杉村春子 186p
昨日の我に飽きたり 山口誓子 188p
人生には三つのものがあればいい。希望と勇気とサム・マネー サトウサンペイ 190p
養之如春 井上 靖 192p
美しい 笑福亭松鶴(六代目) 194p
密なるものの語る声は静か 梅原 猛 196p
見切り千両 邱 永漢 198p
「おはようございます」 石井ふく子 200p
ふれあい 田中一光 202p
苦しきは旅路、楽しきはビール 女が美しいと酒がうまい 会田雄次 204p
わからんなあ 森 毅 206p
離欲 芹沢光治良 208p
好きになっても惚れては駄目 佐野藤右衛門 210p
どうせ死ぬんだから 実相寺昭雄 212p
芸に遊ぶ 白川 静 214p
念ずれば花開く 小林亜星 216p
さくいん 218p

PHP誌とは

『PHP』誌は、PHPの考え方を広く世に伝えるための、いわば機関誌であり、PHP研究所設立とともに創刊されました。『PHP』では、人間とは何か、真に豊かな人生とは何か、幸福とは何か、といった、いつの時代にも変わらぬ人類普遍のテーマである「生き方」について、身近な角度からとりあげています。多くの方々の体験にもとづく貴重な意見・提言をもとに、物の見方・考え方についてのヒントを小・中学生からお年寄りまで多くの読者とともに考える広場になっています。