編集部から [PHPスペシャル 2011年6月号]

時は不思議です。血の涙を流したような辛い出来事も、いつしか過去にしてくれます。人は不思議です。絶望しかないような状況でも、笑いを見出すことができます。心は、どうとでもなる。その容れ物である体をいたわって、慈しんで日々を生きたい。今そう思います。(新)

東日本大震災で被害に遭われたすべての方へ、心よりお見舞い申し上げます。3月末に書いているこの文章が読まれる頃には、一人でも多くのみなさんに笑顔が戻っていることを祈ります。容赦ない現実を前に、真摯でありたい。それが生きるということなのだと思いました。(千)

新米時代からお世話になった「PHPスペシャル」を旅立つことになりました。編集の何たるかを教えてくださった先輩方。数多くの忘れられない出会いと、数え切れないほどのお便り。私の原点はこれからもずっと「スペシャル」です。3年間、本当にありがとうございました。(央)