歴史街道
発売日
2012年4月6日
税込価格
660円
(本体価格600円)
在 庫
在庫なし
バックナンバー

歴史街道 2012年5月号

今月号の読みどころ

「織田信長を討つ」。主君の明智光秀から決意を告げられた重臣たちは、一瞬の沈黙の後、誰もが賛同を示しました。ある者は傍若無人に振る舞う信長を諫めた主への、むごい仕打ちを思い出し、またある者は窮地に立つ長宗我部がこれで救われると安堵したのです。ひとたび光秀の下知があれば、鉄の結束の明智軍団に迷いはありません。ところが、京に向かうと告げられた兵卒たちは意外にも、信長の命を受け、徳川家康を討ちに行くと信じたのです…。天正10年(1582)6月2日の本能寺の変は、430年経った今も謎です。今回の特集では、最新研究における光秀の動機の諸説を紹介するとともに、今なお各地で慕われる光秀の人間像から真相を探ります。第二特集は「源義朝と源氏Q&A」です。

公式サイト
今月号の目次
本能寺の変の変
黒鉄ヒロシ
3p
この人に会いたい
vol.64
上戸 彩
7p
【総力特集】あれから430年…本能寺と光秀の謎 なぜ、信長を討ったのか?
総論
突発説、単独犯行説、黒幕説…「主殺し」の真の動機は何か
小和田哲男
14p
ビジュアル1
天正十年、「幻の茶会」

20p
ビジュアル2
「天の主」として睥睨! 覇王の城に込められた意図

22p
ビジュアル3
光秀と信長を取り巻く人間関係

24p
「天下の面目」と信長が称賛した、文武兼備の出世頭の実像とは
橋場日月
26p
ビジュアル4
最後の二年間で何があったのか

32p
悪虐を許さず…天皇を見下そうとする主を自ら討つ ・信長非道阻止説
小和田哲男
34p
長宗我部問題と重臣処分、そして折檻の屈辱により… ・斎藤利三介在説
桐野作人
38p
余は余自ら死を招いたな…非情な謀殺命令の果てに ・徳川家康同盟説
明智憲三郎
42p
秀吉か、足利義昭か、あるいは朝廷なのか…各黒幕説を検証する
江宮隆之
46p
コラム1
まだまだある「本能寺の変」異説

51p
ビジュアル5
単独か、黒幕がいたのか…諸説のポイント

52p
わが心は天のみぞ知る…最後の十二日間の足取りから見えるもの
工藤章興
54p
コラム2
山崎の合戦――その「下策」が意味するもの

59p
光秀は死なず! 生存伝説と南光坊天海、さらに春日局との接点
中津文彦
60p
なぜ、今なお慕われるのか…光秀ゆかりの地を訪ねて 【岸和田】古川太山

65p
なぜ、今なお慕われるのか…光秀ゆかりの地を訪ねて 【周山】寺井淳明

67p
なぜ、今なお慕われるのか…光秀ゆかりの地を訪ねて 【福知山】山口正世司

68p
なぜ、今なお慕われるのか…光秀ゆかりの地を訪ねて 【三条白川】

70p
なぜ、今なお慕われるのか…光秀ゆかりの地を訪ねて 【亀岡】西山紘二・相見達也

71p
きまぐれ探検 昭和なスケッチ
第24回 調布界隈
本山賢司
76p



【特集】源義朝と源氏Q&A 「武家の棟梁」はいかにして生まれたか
第一部
清和源氏誕生、頼光、八幡太郎…栄光と凋落の歩み
本郷和人
80p
名将たちが彩る「武家の棟梁」への道

86p
第二部
義朝の登場! 保元、平治の乱、そして息子頼朝へ
本郷和人
87p
仮装巡洋艦アトランティス
最終回 敵からも敬愛された提督
吉田一彦
94p
[連載小説]真田昌幸 連戦記
第27回 我、六道を懼れず
海道龍一朗
100p
「歴史街道」伝言板

110p
BOOKS・CINEMA

112p
この著者に注目!
宮脇淳子

114p
駐日米大使グルーの昭和史 ―天皇を敬慕し、開戦回避に尽くしたアメリカ人
第14回 運命の三国同盟締結
太田尚樹
116p
あなたは太刀打ちできるか? 「新選組検定」の正解とポイント解説
菊地 明
122p
金峯山寺の秘仏 峻厳、強力な蔵王権現像と義経・南朝の吉野を訪ねて
高野 澄
127p
歴史街道クイズ 「戦国検定!」

132p
歴史街道・ロマンへの扉
与謝野町
鶴田純也
134p
東京で味わう ふるさとの料理×うまい酒
第22回 香川県 讃岐うどん
石田 千
136p
続・自転車紀行 シルクロードをゆく
第16回 イスタンブールからエディルネへ
長澤法隆(写真・文)
141p

歴史街道 とは

「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。