雑誌
歴史街道 2015年1月号
今月号の読みどころ
「第一遊撃部隊はレイテ泊地突入を止め、サマール東岸を北上し、敵機動部隊を求め決戦」…。
昭和19年(1944)10月25日13時10分、戦艦大和を旗艦とする栗田艦隊は一斉回頭、レイテ湾突入を目前にしての反転でした。
フィリピン攻略を図る米軍を阻止すべく、連合艦隊は空母部隊を囮にして敵機動部隊を北に吊り上げ、間隙をついて主力部隊の栗田艦隊が
レイテ湾に突入、敵輸送船団を殲滅する。それが本土防衛の最終決戦、捷一号作戦の根幹でした。
にもかかわらずレイテ湾突入を目前にして、栗田艦隊はなぜ反転したのか。70年前のレイテ沖海戦を客観視し、生還者の証言も踏まえつつ、「太平洋戦争最大の謎」とされる大和反転の真相に迫ります。
第二特集は「Q&A 長州の幕末」です。
昭和19年(1944)10月25日13時10分、戦艦大和を旗艦とする栗田艦隊は一斉回頭、レイテ湾突入を目前にしての反転でした。
フィリピン攻略を図る米軍を阻止すべく、連合艦隊は空母部隊を囮にして敵機動部隊を北に吊り上げ、間隙をついて主力部隊の栗田艦隊が
レイテ湾に突入、敵輸送船団を殲滅する。それが本土防衛の最終決戦、捷一号作戦の根幹でした。
にもかかわらずレイテ湾突入を目前にして、栗田艦隊はなぜ反転したのか。70年前のレイテ沖海戦を客観視し、生還者の証言も踏まえつつ、「太平洋戦争最大の謎」とされる大和反転の真相に迫ります。
第二特集は「Q&A 長州の幕末」です。
公式サイト | ![]() |
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カタチは変化する…反転に付いた「?」 |
黒鉄ヒロシ |
3p |
この人に会いたい vol.96 |
高畑充希 |
7p |
総力特集 戦艦大和反転の謎 その時、何が起きていたのか
総論 史上最大の海戦に臨み、栗田艦隊はなぜ反転を決断したのか |
戸高一成 |
14p |
ビジュアル1 連合艦隊の雄姿 |
20p |
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ビジュアル2 レイテへ! 決戦に臨む連合艦隊艦艇 |
22p |
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真珠湾攻撃からレイテ作戦直前まで…Q&Aで太平洋戦争を読み解く |
三野正洋 |
26p |
コラム1 マリアナの敗因は搭乗員の技量ではない |
31p |
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ビジュアル3 ターニングポイントから見る太平洋戦争 |
32p |
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ビジュアル4 起死回生をかけて…捷一号作戦の全容 |
34p |
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「不沈艦」武蔵の最期、西村艦隊奮戦す ・シブヤン海・スリガオ海峡海戦 |
松田十刻 |
36p |
コラム2 大和艦長は連合艦隊屈指の「操艦の名手」 |
41p |
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四十六センチ砲の咆哮、囮作戦は成功せり ・サマール沖・エンガノ岬沖海戦 |
松田十刻 |
42p |
コラム3 栗田艦隊の砲戦能力は低かったのか? |
47p |
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「任務の全うを最優先に」修羅場と化した戦艦大和の戦時治療所で |
祖父江逸郎 |
48p |
コラム4 レイテに散った神風特別攻撃隊 |
53p |
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攻撃精神、疲労、燃料、敵主力、そして…「反転」の諸説を検証する |
平間洋一 |
54p |
「明日は我が命日」大和艦橋に詰める通信士が臨んだレイテの激闘 |
都竹卓郎 |
60p |
及ばずとも敵主力に挑む…それが反転に賭けた栗田艦隊の覚悟だった |
都竹卓郎 |
64p |
ビジュアル5 連合艦隊かく戦えり! レイテ激闘の軌跡 |
68p |
Q&A長州の幕末 「維新回天」をなぜ牽引したのか
第1部 立志篇 長州と他藩の違いは? 松陰は何を教えていた? |
山内昌之 |
78p |
日本のために命を燃やし切った、松陰先生の生き方を伝えたい |
伊勢谷友介 |
84p |
第2部 回天篇 なぜ攘夷実行なのか? 幕末で果たした役割とは? |
山内昌之 |
86p |
読み物&連載
お帰り、零戦! 日本人所有の機体が来年の国内飛行を目指す |
128p |
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XX ダブルクロス 史上最大の欺瞞作戦 最終回 敵国から勲章を授与されたスパイ |
吉田一彦 |
94p |
我、六道を懼れず 真田昌幸 連戦記 立国篇 第20回 |
海道龍一朗 |
100p |
この著者に注目! 平野聡 |
114p |
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大東亜戦争写真紀行 世界で感謝された日本人 第9回 敵の武勇を称えた日本軍人の武士道・シンガポール |
文・写真 井上和彦 |
116p |
お江戸ぶらり散歩 あの日、あの時、この場所で 第10回 高野長英死亡 |
文・絵 堀口茉純 |
122p |
歴史街道・ロマンへの扉 舞鶴 |
林 宏樹 |
134p |
江戸の料理再現づくし 第29回 骨董飯・ふろふき大根 |
向笠千恵子 料理再現・福田 浩 |
136p |
近江花伝 最終回 三島と一石 琵琶湖巡礼の旅 |
写真・文 寿福 滋 |
141p |
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「歴史街道」伝言板 |
110p |
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BOOKS・CINEMA |
112p |
|
歴史街道脇本陣 |
131p |
歴史街道 とは
「いま、歴史がおもしろい」
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。