雑誌
歴史街道 2021年10月号
今月号の読みどころ
今月の特集1は、〈徳川幕府崩壊・男たちの選択〉です。
慶応3年(1867)、大政奉還――。260年以上続いた徳川幕府が崩壊する中、多くの男たちが「選択」を迫られました。最期まで戦うか、新政府と共に歩むか、それとも別の道を行くか……。徳川慶喜、奥羽越列藩同盟、新選組、彰義隊、そして渋沢栄一らが選んだ「それぞれの道」とは。
特集2は、〈“キリシタン大名”小西行長の真実〉です。
商人の生まれながら、宇喜多氏や羽柴秀吉に重用され、みるみる出世を遂げたといわれる小西行長。彼はなぜ、大名へと昇り詰めることができたのでしょうか。そして、盟友・石田三成と共に挑んだ関ケ原。天下分け目の決戦に、行長は……。
特別企画は、〈藤原氏で読み解く「暗闘の八世紀」〉です。
藤原氏と皇親勢力の間で、めまぐるしい政権争いが繰り広げられた8世紀。律令体制が完成していく一方で、なぜここまで多くの抗争が起こり、政権が混乱したのでしょうか。藤原氏を軸にして、政変の実態を読み解きます。
慶応3年(1867)、大政奉還――。260年以上続いた徳川幕府が崩壊する中、多くの男たちが「選択」を迫られました。最期まで戦うか、新政府と共に歩むか、それとも別の道を行くか……。徳川慶喜、奥羽越列藩同盟、新選組、彰義隊、そして渋沢栄一らが選んだ「それぞれの道」とは。
特集2は、〈“キリシタン大名”小西行長の真実〉です。
商人の生まれながら、宇喜多氏や羽柴秀吉に重用され、みるみる出世を遂げたといわれる小西行長。彼はなぜ、大名へと昇り詰めることができたのでしょうか。そして、盟友・石田三成と共に挑んだ関ケ原。天下分け目の決戦に、行長は……。
特別企画は、〈藤原氏で読み解く「暗闘の八世紀」〉です。
藤原氏と皇親勢力の間で、めまぐるしい政権争いが繰り広げられた8世紀。律令体制が完成していく一方で、なぜここまで多くの抗争が起こり、政権が混乱したのでしょうか。藤原氏を軸にして、政変の実態を読み解きます。
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命の選択 |
黒鉄ヒロシ |
3p |
この人に会いたい vol.175 |
佐藤勝利 |
7p |
特集1 徳川幕府崩壊・男たちの選択 この国が変ろうとした時、何が起こったのか
【総論】 近代国家への道――旧幕臣たちが果たした役割とは |
磯田道史 |
14p |
ビジュアル 大河ドラマにみる人物相関図 |
22p |
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ドキュメント戊辰戦争 鳥羽伏見から箱館戦争までの激闘 |
河合 敦 |
24p |
彰義隊 渋沢喜作・平九郎、尾高惇忠が貫こうとしたもの |
秋山香乃 |
31p |
松平定敬 桑名藩は恭順するも、越後、会津、そして北の大地へ |
奥山景布子 |
36p |
新選組列伝 「誠」の旗を掲げた男たちのその後 |
今川美玖 |
40p |
渋沢栄一 幕府瓦解後に帰国、慶喜との再会で道は切り拓かれた |
江宮隆之 |
46p |
旧幕臣列伝 郵便、教育、殖産興業…近代日本に貢献した敗者たち |
安藤優一郎 |
50p |
特集2 ?キリシタン大名”小西行長の真実
「この時代が必要とした個性」で躍動した男 |
鳥津亮二 |
102p |
関ケ原合戦――?特別の親友”と共に立つ |
片山洋一 |
108p |
コラム その後の「小西家の人々」 |
114p |
特別企画
藤原氏で読み解く「暗闘の八世紀」 |
伊藤賀一 |
74p |
連載・よみもの
コイン&メダルにまつわる歴史の表と裏 第3話 皇后エリザベート |
56p |
|
ヴェルニーとティボディエ―― 横須賀製鉄所をつくった二人のフランス人 |
植松三十里 |
59p |
米軍からマークされた?海の修理工場”工作艦「明石」 |
松田十刻 |
64p |
全国の「世界文化遺産」をイベントでめぐる |
68p |
|
知っているようで知らない「天気予報」の日本史 |
鷹橋 忍 |
70p |
連載 万、已むを得ず 第3回 |
幸田真音 |
82p |
歴史街道伝言板 |
90p |
|
BOOKS・CINEMA |
92p |
|
この著者に注目! 伊吹亜門 |
94p |
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連作読切小説 戦国武将×四十七都道府県 第26回 黒田官兵衛×兵庫県「未完なり」 |
今村翔吾 |
96p |
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千年の都・コンスタンティノープル ビザンツ帝国の面影をたどる |
井上浩一 |
116p |
ふるさとの先人×SDGs~嚶鳴だより 第12回 小学校で放課後に「心そだて」 |
122p |
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年間購読のご案内 |
125p |
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次号予告! |
126p |
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歴史街道脇本陣 |
127p |
|
ニッポンの「巨石」をめぐる 第1回 入道ケ丘の仏岩 |
写真・文 須田郡司 |
130p |
歴史街道 とは
「いま、歴史がおもしろい」
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。