雑誌
歴史街道 2021年11月号
今月号の読みどころ
今月の特集1は、〈武田信玄・勝利への戦略〉です。
生と死が紙一重ともいえる戦国乱世。一つの判断が勝利を呼べば、敗北を招くこともあります。
かくも過酷な時代にあって、武田信玄はなぜ、「戦国最強」と称されるほどの足跡を残せたのでしょうか。
信濃平定戦から西上戦に至るまでの激闘。そして信玄を支えた名臣たち……。
そこから浮かび上がる「先の見えない時代」を生き抜くためのヒントとは――。
特集2は、〈改革者・山田方谷〉です。
幕末、備中松山藩の藩政改革を行なった山田方谷。
彼は、藩の財政を立て直すだけでなく、時代を読み、未来を見据えた改革を進めていきました。
その思想や政策は多くの人を驚かせ、高杉晋作や河井継之助、渋沢栄一にも影響を与えたといいます。
彼はいかにして改革を成し遂げたのか――。そして、その根底を貫くものに迫ります。
特別企画は、〈ドキュメント・沙河会戦〉です。
日露戦争における日本陸軍の戦いは、薄氷を踏む勝利の連続でした。
明治三十七年(一九〇四)十月の「沙河会戦」も、その一つです。
辛くも遼陽会戦に勝利したものの、補給が滞っていた日本軍に対し、反転攻勢を仕掛けてきたロシア軍。その猛攻に日本軍は……。
生と死が紙一重ともいえる戦国乱世。一つの判断が勝利を呼べば、敗北を招くこともあります。
かくも過酷な時代にあって、武田信玄はなぜ、「戦国最強」と称されるほどの足跡を残せたのでしょうか。
信濃平定戦から西上戦に至るまでの激闘。そして信玄を支えた名臣たち……。
そこから浮かび上がる「先の見えない時代」を生き抜くためのヒントとは――。
特集2は、〈改革者・山田方谷〉です。
幕末、備中松山藩の藩政改革を行なった山田方谷。
彼は、藩の財政を立て直すだけでなく、時代を読み、未来を見据えた改革を進めていきました。
その思想や政策は多くの人を驚かせ、高杉晋作や河井継之助、渋沢栄一にも影響を与えたといいます。
彼はいかにして改革を成し遂げたのか――。そして、その根底を貫くものに迫ります。
特別企画は、〈ドキュメント・沙河会戦〉です。
日露戦争における日本陸軍の戦いは、薄氷を踏む勝利の連続でした。
明治三十七年(一九〇四)十月の「沙河会戦」も、その一つです。
辛くも遼陽会戦に勝利したものの、補給が滞っていた日本軍に対し、反転攻勢を仕掛けてきたロシア軍。その猛攻に日本軍は……。
公式サイト | ![]() |
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信玄を覗く |
黒鉄ヒロシ |
3p |
この人に会いたい vol.176 |
松井玲奈 |
7p |
特集1 生誕500年 武田信玄・勝利への戦略 先の見えない時代を生き抜くヒント
【総論】 なぜ「戦国最強」か――軍事・内政・外交・組織運営 |
平山 優 |
14p |
ビジュアル “甲斐の虎”領土拡大の軌跡 |
22p |
|
【信濃平定戦】 初めての敗北から掴み取った「風林火山」 |
片山洋一 |
24p |
【川中島合戦】 宿敵・上杉謙信との激闘から見える「強さ」 |
砂原浩太朗 |
28p |
【駿河侵攻】 「絶体絶命の包囲網」を、いかに打破したか |
江宮隆之 |
34p |
【西上戦】 秘めたる想い、そして最期に示した?最強の証” |
鈴木英治 |
40p |
馬場・山県・内藤・春日・秋山・土屋…信玄が育てた名臣たち |
丸島和洋 |
46p |
特別インタビュー 「リーダーの必須条件」を体現した名将 |
小和田哲男 |
50p |
山梨に「遺したもの」と「受け継がれたもの」 |
仲田道弘 |
54p |
特集2 改革者・山田方谷 備中松山藩を救った「思想」と「政策」
藩政改革を成功に導いた「四つの要因」とは |
岡田 晃 |
102p |
コラム1 方谷をめぐる人々 |
111p |
|
治国平天下のために――志を貫き通した生涯 |
長尾 剛 |
112p |
コラム2 遺された言葉から何を学ぶか |
121p |
|
コラム3 「備中聖人」の足跡を訪ねて |
122p |
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特別対談
日本刀を脳科学で斬る! |
特別企画
ドキュメント・沙河会戦 日露戦争の勝敗を左右した激闘 |
松田十刻 |
71p |
連載 ほか
コイン&メダルにまつわる歴史の表と裏 第4話 アレキサンダー大王 |
56p |
|
永観堂を浄土宗に――?平家の生き残り”静遍僧都の生涯 |
鷹橋 忍 |
62p |
今こそ知っておきたい「アフガニスタンの歴史」 |
宇山卓栄 |
66p |
連載 万、已むを得ず 第4回 |
幸田真音 |
80p |
BOOKS・CINEMA |
88p |
|
この著者に注目! 渡辺尚志 |
90p |
|
歴史街道伝言板 |
92p |
|
連作読切小説 戦国武将×四十七都道府県 第27回 謝名利山×沖縄県「三坪の浜の約束」 |
今村翔吾 |
94p |
年間購読のご案内 |
125p |
|
次号予告! |
126p |
|
歴史街道脇本陣 |
127p |
|
ニッポンの「巨石」をめぐる 第2回 神在神社の神石 |
写真・文 須田郡司 |
130p |
歴史街道 とは
「いま、歴史がおもしろい」
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。