雑誌
歴史街道 2022年8月号
今月号の読みどころ
今月の特集1は、〈ミッドウェー海戦〉です。
太平洋戦争における分岐点と称されるこの戦いにおいて、日本海軍は米機動部隊を相手に、空母4隻を失う大敗を喫しました。
戦力的には優勢にもかかわらず、なぜ日本は負けてしまったのでしょうか。
最新研究をもとに、「戦略」「情報戦」「索敵」といった視点から敗因を探ることで、今日の日本にも通じる問題点が見えてくることでしょう。
一方で、敗北したとはいえ、最後まで全力を尽くして闘い抜いた日本人もいました。
そんな彼らの奮闘にも迫ります。
特集2は、〈関ケ原を演出した男・黒田長政〉。
智謀の将として知られる父・黒田官兵衛と比べると目立つ存在ではないかもしれませんが、黒田長政は関ケ原の戦いにおいて、徳川家康から「戦功一番」と称されたほどの武将です。
大功を残せた要因と、彼の実像とは――。
特別企画は、〈徳川将軍15代の通信簿〉。
徳川幕府の15人の将軍たちに通信簿をつけるとすると……?
テレビのコメンテーターなど、多方面で活躍する金谷俊一郎先生と河合敦先生に、それぞれの観点で採点し、語り合っていただきました。
さて、その結果はいかに……?
太平洋戦争における分岐点と称されるこの戦いにおいて、日本海軍は米機動部隊を相手に、空母4隻を失う大敗を喫しました。
戦力的には優勢にもかかわらず、なぜ日本は負けてしまったのでしょうか。
最新研究をもとに、「戦略」「情報戦」「索敵」といった視点から敗因を探ることで、今日の日本にも通じる問題点が見えてくることでしょう。
一方で、敗北したとはいえ、最後まで全力を尽くして闘い抜いた日本人もいました。
そんな彼らの奮闘にも迫ります。
特集2は、〈関ケ原を演出した男・黒田長政〉。
智謀の将として知られる父・黒田官兵衛と比べると目立つ存在ではないかもしれませんが、黒田長政は関ケ原の戦いにおいて、徳川家康から「戦功一番」と称されたほどの武将です。
大功を残せた要因と、彼の実像とは――。
特別企画は、〈徳川将軍15代の通信簿〉。
徳川幕府の15人の将軍たちに通信簿をつけるとすると……?
テレビのコメンテーターなど、多方面で活躍する金谷俊一郎先生と河合敦先生に、それぞれの観点で採点し、語り合っていただきました。
さて、その結果はいかに……?
公式サイト | ![]() |
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過去は未来の母 |
黒鉄ヒロシ |
3p |
この人に会いたい vol.184 |
山田杏奈 |
7p |
特集1 ミッドウェー海戦 80年目の真実
【総論】 なぜ負けたのか――日本海軍が戦後も隠し続けた“事実” |
戸高一成 |
14p |
ビジュアル 徹底比較! 日米機動部隊 |
22p |
|
狙いは間違っていないものの…かくて作戦は欠陥を抱えた |
大木 毅 |
24p |
世界史の趨勢を左右した情報戦、その驚くべき内幕 |
小谷 賢 |
33p |
「索敵」の失敗はなぜ起きたか…米軍との比較から見えるもの |
源田 孝 |
39p |
甘利洋司、山口多聞、加来止男、友永丈市… 最後まで闘い抜いた男たち |
松田十刻 |
44p |
海底に眠る空母「赤城」「加賀」 |
畑中省吾 |
54p |
特集2 関ケ原を演出した男・黒田長政
偉大なる父に学びつつも、父と異なる魅力を持った器量人 |
小和田哲男 |
70p |
戦功一番と讃えられた働き…その裏にあった葛藤と決意 |
吉川永青 |
76p |
特別企画
徳川将軍15代の通信簿 |
金谷俊一郎×河合 敦 |
103p |
連載 ほか
連載 漫画家に聞く! 第四回 幸村誠 少年は新大陸「ヴィンランド」を目指して |
56p |
|
鎌倉幕府を支えた三浦一族とゆかりの地・横須賀 |
中丸 満 |
59p |
伊達政宗に敗れた男、流転の末に小京都を築く |
鷹橋 忍 |
64p |
連載 万、已むを得ず 第13回 |
幸田真音 |
82p |
歴史街道伝言板 |
90p |
|
BOOKS・CINEMA |
92p |
|
この著者に注目! 榎本秋 |
94p |
|
連作読切小説 戦国武将×四十七都道府県 第35回 宇都宮国綱×栃木県「春に向けて耐えよ」 |
今村翔吾 |
96p |
女子だけの学校もあった!? 明治「写真」事始め |
柊サナカ |
114p |
ソ連、中国にも影響を与えた… これだけは知っておきたい「マルクス」 |
伊藤賀一 |
118p |
年間購読のご案内 |
124p |
|
読者アンケートのご案内 |
125p |
|
次号予告! |
126p |
|
歴史街道脇本陣 |
127p |
|
ニッポンの「巨石」をめぐる 第11回 破磐神社のわれ岩 |
写真・文 須田郡司 |
130p |
歴史街道 とは
「いま、歴史がおもしろい」
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。