雑誌
歴史街道 2022年11月号
今月号の読みどころ
今月の特集1は、〈太平洋戦争・ソロモンの海戦〉です。
「太平洋戦争の天王山」とも称されるソロモンの海戦で、日本海軍は時には夜戦で大戦果をあげ、時には空母決戦で勝利をおさめました。
しかし、最終的に敗れた要因はどこにあったのでしょうか。
本特集では日本の問題点を探りつつ、各海戦で奮闘した人々にも焦点をあてていきます。取り上げる人物は、三川軍一と早川幹夫、原忠一、南雲忠一と角田覚治、そして作間英邇。
彼らが戦いにかけた想いとは――。
特集2は、〈信長・秀吉・家康が畏怖した「紀伊」〉。
信長と秀吉の紀州攻めに立ち向かい、家康による大坂の陣にも一揆をおこした「紀伊」。鉄炮集団を率いた「雑賀孫一」の名を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
本企画では、戦国の三傑を脅かした紀伊の人びとと風土に迫ります。
特別企画は、〈古今東西「すごいお金の使い方」〉。
歴史をひもとくと、莫大なお金をつかったり、壮大なスケールの「買い物」をしたりした歴史人物がいます。平清盛、アメリカの国務長官、ロスチャイルド家、福沢諭吉……。
さて、彼らが買ったものとは?
「太平洋戦争の天王山」とも称されるソロモンの海戦で、日本海軍は時には夜戦で大戦果をあげ、時には空母決戦で勝利をおさめました。
しかし、最終的に敗れた要因はどこにあったのでしょうか。
本特集では日本の問題点を探りつつ、各海戦で奮闘した人々にも焦点をあてていきます。取り上げる人物は、三川軍一と早川幹夫、原忠一、南雲忠一と角田覚治、そして作間英邇。
彼らが戦いにかけた想いとは――。
特集2は、〈信長・秀吉・家康が畏怖した「紀伊」〉。
信長と秀吉の紀州攻めに立ち向かい、家康による大坂の陣にも一揆をおこした「紀伊」。鉄炮集団を率いた「雑賀孫一」の名を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
本企画では、戦国の三傑を脅かした紀伊の人びとと風土に迫ります。
特別企画は、〈古今東西「すごいお金の使い方」〉。
歴史をひもとくと、莫大なお金をつかったり、壮大なスケールの「買い物」をしたりした歴史人物がいます。平清盛、アメリカの国務長官、ロスチャイルド家、福沢諭吉……。
さて、彼らが買ったものとは?
公式サイト | ![]() |
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敵もソロモン、引っ掻くモノ |
黒鉄ヒロシ |
3p |
この人に会いたい vol.187 |
森マリア |
7p |
特集1 激闘から80年… 太平洋戦争・ソロモンの海戦 日米の明暗をわけたもの
【総論】浮かび上がる構図と日本の根源的問題 |
戸高一成 |
14p |
露呈した昭和陸海軍の欠陥…戦略・作戦から読み解く |
大木 毅 |
24p |
【第一次ソロモン】三川軍一と早川幹夫◎華々しい戦果と交錯する想い |
鈴木英治 |
32p |
【第二次ソロモン】原忠一◎敵機動部隊を誘い出す…囮を担った男の覚悟 |
松田十刻 |
38p |
【南太平洋海戦】南雲忠一と角田覚治◎ミッドウェーの苦い経験を胸に… |
長南政義 |
44p |
【第三次ソロモン】作間英邇◎たった一隻で敵艦隊に立ち向かった「綾波」 |
水島吉隆 |
50p |
ビジュアル ソロモンにおける激戦の数々 |
22p |
特集2 信長・秀吉・家康が畏怖した「紀伊」
【総論】いかに三傑と渡り合い、なぜ御三家となったか |
小和田哲男 |
104p |
雑賀孫一と最強の鉄炮集団、信長に挑む |
江宮隆之 |
108p |
高野山を守る! 木食応其、秀吉と対峙す |
片山洋一 |
112p |
【歴史紀行】和歌山県に戦国の遺風をもとめて |
116p |
特別企画 古今東西「すごいお金の使い方」
港をつくったり、飛び地を買ったりした人々… |
大村大次郎 |
73p |
連載 ほか
栄達を捨て、法然の弟子になった「白木の聖者」証空上人 |
鷹橋 忍 |
56p |
畠山、和田、朝夷名… 鎌倉武士は、超人級の筋肉自慢がいっぱい! |
羽生飛鳥 |
60p |
ビザンツ帝国のラスト・エンペラー コンスタンティノス11世、最期に放った光芒 |
井上浩一 |
64p |
連載 漫画家に聞く! 第7回 三原和人 猿楽師・鬼夜叉(世阿弥)の成長を描く! |
70p |
|
連載 万、已むを得ず 第16回 |
幸田真音 |
82p |
歴史街道伝言板 |
90p |
|
BOOKS・CINEMA |
92p |
|
この著者に注目! 野口実 |
94p |
|
連作読切小説 戦国武将×四十七都道府県 第38回 矢島満安×秋田県「由利の豪傑」 |
今村翔吾 |
96p |
年間購読のご案内 |
124p |
|
読者アンケートのご案内 |
125p |
|
次号予告! |
126p |
|
歴史街道脇本陣 |
127p |
|
世界の「巨石」をめぐる 第1回 パイ・マテウス 巨大な石のヘルメット |
写真・文 須田郡司 |
130p |
歴史街道 とは
「いま、歴史がおもしろい」
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。