雑誌
歴史街道 2024年4月号
今月号の読みどころ
今月の特集1は、〈戦国合戦・関東100年の争乱――武将たちは何のために戦ったのか〉です。
戦国時代というと、織田信長の動向や畿内情勢を軸に語られることが多いですが、関東でも、戦国時代を左右する激戦が繰り広げられていました。伊勢宗瑞(北条早雲)の伊豆討入りから100年におよぶ関東の戦いをたどることで、新たな戦国時代像に迫ります。
特集2は、〈紫式部に清少納言、紀貫之、藤原道長…平安時代の「すごい作家」列伝〉。大河ドラマ『光る君へ』で『源氏物語』の作者・紫式部が注目されていますが、平安時代には、長編小説や日記、随筆、和歌と、多くの作品を残した「作家」がいました。彼らの人物像やその歩みとは――。
特別企画は、〈日本人として知っておきたい! 第一次世界大戦Q&A〉。ヨーロッパで勃発した第一次世界大戦は、日本の動向にも大きな影響を及ぼしていました。この大戦にまつわる押さえておきたいポイントを、Q&A形式で解説します。
戦国時代というと、織田信長の動向や畿内情勢を軸に語られることが多いですが、関東でも、戦国時代を左右する激戦が繰り広げられていました。伊勢宗瑞(北条早雲)の伊豆討入りから100年におよぶ関東の戦いをたどることで、新たな戦国時代像に迫ります。
特集2は、〈紫式部に清少納言、紀貫之、藤原道長…平安時代の「すごい作家」列伝〉。大河ドラマ『光る君へ』で『源氏物語』の作者・紫式部が注目されていますが、平安時代には、長編小説や日記、随筆、和歌と、多くの作品を残した「作家」がいました。彼らの人物像やその歩みとは――。
特別企画は、〈日本人として知っておきたい! 第一次世界大戦Q&A〉。ヨーロッパで勃発した第一次世界大戦は、日本の動向にも大きな影響を及ぼしていました。この大戦にまつわる押さえておきたいポイントを、Q&A形式で解説します。
公式サイト | ![]() |
---|
特集1 戦国合戦・関東100年の争乱 武将たちは何のために戦ったのか
【総論】7つのターニングポイントでたどる「見取り図」 |
黒田基樹 |
12p |
【伊勢新九郎×伊豆討入り】七年の歳月をかけて果たした約束 |
鈴木英治 |
22p |
【上杉憲政×河越城の戦い】大軍を擁する関東管領は何を誤ったか |
武内 涼 |
28p |
【上杉謙信×小田原城包囲】快進撃から地獄へ…その時、軍神は |
佐々木功 |
34p |
【武田信玄×箕輪城攻め】人に情けをかけ、名将・長野業正に挑む |
吉川永青 |
39p |
【武田勝頼×御館の乱】正しき道はどれか…苦悩の末に下した決断 |
片山洋一 |
44p |
【北条氏政×小田原合戦】戦の始まりと終幕、そこに秘められた想い |
谷津矢車 |
49p |
ビジュアル 激動の関東情勢を追う・MAP&年表 |
20p |
|
インタビュー◎情勢を左右した語られざるキープレーヤー「国衆」たち |
長塚 孝 |
54p |
特集2 紫式部に清少納言、紀貫之、藤原道長… 平安時代の「すごい作家」列伝
【女性編】見聞きしたものを、仮名文字にのせて |
古川順弘 |
102p |
【男性編】当時を伝える、貴重な記録を残す |
古川順弘 |
108p |
連載ほか
この人に会いたい vol.200 |
橋本環奈 |
7p |
連載 漫画家に聞く! 第18回 亀 少女リタとバットゥータ先生の壮大なる世界旅行! |
74p |
|
大日の使徒 ザビエルとヤジロウ 第8回 |
川越宗一 |
86p |
特別企画 第一次世界大戦Q&A |
宇山卓栄 |
77p |
竪堀、堀切、虎口…日本最大級の山城・向羽黒山城を体感する |
59p |
|
上陸地、古戦場、かくれ穴…壱岐でたどるもうひとつの「元寇」 |
69p |
|
お茶の京都・宇治に平安の面影を求めて――『源氏物語』ゆかりの町を歩く |
115p |
|
コッペパンにソフト麺…日本の「給食」の歩みをさぐる |
奈落一騎 |
64p |
園芸、薬、食料、日用品、そして万葉集…「植物」に歴史あり |
写真・文 岩槻秀明 |
120p |
空から味わう日本の名城 第7回 横須賀城 |
写真・文 畠中和久 |
130p |
歴史街道伝言板 |
96p |
|
BOOKS・CINEMA |
98p |
|
この著者に注目! 神尾水無子 |
100p |
|
歴史街道脇本陣 |
127p |
|
年間購読のご案内 |
124p |
|
読者アンケートのご案内 |
125p |
|
次号予告! |
126p |
|
後姿を見ている後姿の後ろから |
黒鉄ヒロシ |
3p |
歴史街道 とは
「いま、歴史がおもしろい」
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。