編集部から [THE21 2010年8月号]

編集部・リレーコラム

『THE21』から生まれた本

人気経済評論家が日本の将来を考える!
『国民の選択 勝間の視点』

デフレ、雇用対策、教育問題、少子高齢化……。「先の見えない時代」に、社会問題をどのように考えるべきか?考えておくべきことは何か?日本で問題になっているさまざまな論点を読み解くための知識や視点を提供する。国民の意識が変われば、日本は世界一、住みやすい国になる!

勝間和代 著


最近、育児に専念する男性を「イクメン」と呼ぶそうですが、週末はゴロゴロしている私からすれば、TVで「イクメン」のニュースが出ると、世間から脅迫されているようでどうも居心地が悪い。小学生の娘から「パパ、イクメンって何?」と聞かれても知らないフリをするしかないですね。(M.T)

今月は世界経済特集を担当。制作を終えて思うのは、「日本は今後何でメシを食っていくか、真剣に考えなければヤパい」ということ。しかし、6月に経済産業省が発表した「産業構造ビジョン2010」(成長戦略のベースとなるもの)には注目が集まっていない。われわれメディアの責任も大きいのだが。(Y.N)

家の近所に、区の保存樹木になっている大木がある。半年前は丸裸だったのに、いまは葉が青々と生い茂り、観ている人間にも生命の力強さが伝わってくる。ある調査によれば、日本でもっとも巨木の数が多いのは東京都だという。殺伐としたイメージの東京も、じつはかなり自然豊かなのだ。(Y.I)

連載『商品に歴史あり』が今月で200回を迎えました。7代目の担当者である自分は、連載開始当時は小学生。この連載にこそ歴史を感じます。200回を記念し、第2回の題材「カップヌードル」について再度取材。藤井先生へのインタビュー(P.10)では、連載開始時の意外な裏話が聞けました。(N.M)


大会前にはさほど関心がなかったのに、いざ始まると案の定、にわかサッカーファンに変身した今年のFIFAワールドカップ。日本代表が頑張っているとやはり盛り上がるし、応援にも力が入るので、つくづく日本人だなぁと感じてしまう。終わるころには、きっと廃人になっているんだろうなぁ。(I.U)