雑誌
編集部から [THE21 2011年10月号]
編集部・リレーコラム
20代からはじめる社会貢献
気鋭の社会起業家がその実情を語る!
著者はマッキンゼー・アンド・カンパニーのコンサルタントやビジネスマンとして働いたのち、社会起業家として活躍。先進国の食事代の一部を途上国の給食にあて、世界をつないでいる。本書ではその仕組みや、課題等について語る。社会起業の実情と、世界のいまがみえてくる1冊。
小暮真久 著
世界遺産登録を果たした奥州平泉。中尊寺を訪れて驚いたのは午後3時を過ぎてもバスツアー客の入場が途切れなかったこと。ご住職の話では東北近県の参拝者が増えたことが何よりうれしいとのこと。外国人観光客はまばらではあったが、これから世界に向けて平泉の文化を発信し続けてほしい。(M.T)
野口悠紀雄先生の「現在は円高ではなく、むしろ円安」という解説は目からウロコだった。「未曾有の円高で日本が沈む」という表現に慣れてしまっていたが、正しく疑う必要を再認識。「日本が復活するには、日本人が自らを磨くほかない」というご意見も、耳が痛い思いで拝聴したのだった。(Y.I)
夏休み、人気アニメの期間限定コンセプトカフェにいってみた。お宝ものの設定資料が多数展示され、限定メニューも面白い。連日、入店数時間待ちだったのも納得。大いに満足するとともに、小誌も『THE21』でしか読めない強力コンテンツをさらに充実させねばと、やる気が湧いた1日であった。(N.M)
これから何十年も生きるとすれば、そのあいだに東京で直下型巨大地震が発生するかもしれないし、日本が戦乱に巻き込まれるかもしれない。しっかりと資産を形成することが重要な一方で、せっかくの資産が失われる可能性への覚悟と、それでもなんとかできる能力を養っておくことも重要だと思った。(S.K)
この夏はクーラーが使えないと思い、暑くなる前に扇風機を買ったり、風通しがよく1枚で着られる服を買ったりと、万全の準備をしたのに、なんだか拍子抜けするくらい通常どおりの生活ができている。もちろん節電は心がけているけれど、普段いかに無駄が多いかということを考えさせられた。(I.U)