編集部から [THE21 2013年2月号]

編集部・リレーコラム

ニュースの裏を読む技術

もっともらしい見出しを疑え!

「日本人は親を大切にしなくなった」「草食男子と共働きのせいで、少子化が進んでいる」……もっともらしく語られることを鵜呑みにしていては、思考が停止してしまう!「草食男子」の名付け親が、誰でもアクセスできるデータを引きながら、あたかも常識のように扱われるニュースを斬る。

深澤真紀 著


戸建住宅着工戸数において大手メーカーが占める割合は、わずか10数%だと聞いて驚きました。ほとんどの住宅は、年間数棟規模の中小の工務店が建てているのです。ミサワホームがチャレンジ精神を大事にしているのも、大手だからといって決して気を抜けない業界の厳しさだと感じました。(M.T)

よりリアルにリターンを実感できる投資として、今年は「株主優待」が流行るのではないか……。そんな予感から記事を企画。そこで、株主優待のカリスマ2人に取材したところ、「意外に手軽、結構お得、とっても楽しそう」。よく利用する(株)ビックカメラ(3048)あたりから始めてみようかと思案中。(Y.I)

小誌連載をもとにした深澤真紀さんの『ニュースの裏を読む技術』が発売に。さまざまな話題をたしかなデータで読み解き、目からウロコな事実が盛りだくさん。なかでも私のお気に入りは「いまの日本は酷い」という自虐と「昔はよかった」という“昭和ノスタルジー”の一刀両断。ぜひご一読を!(N.M)

2012年9月号まで小誌で連載していただいた齋藤孝先生の「突き抜ける!『テンシュカク』仕事術」も、『上昇力!』として書籍化されました。「テンシュカク(テンション・修正・確認)」さえ身につければ、社会人としての基礎はOK。社会人歴が長くなってきた方も、改めて“確認”してみてください。(S.K)

異動をしてから、書店のビジネス書コーナーに立ち寄るようになりました。書店にいくとつい長居をしてしまいますが、これまであまり足を踏み入れたことのなかったコーナーだけに新鮮で、さらに長居をすることに……。やっぱり本はいろいろな発見があっていいなぁと改めて実感しています。(N.K)