Voice
発売日
2009年9月10日
税込価格
713円
(本体価格648円)
バックナンバー

Voice 2009年10月号

今月号の読みどころ

民主党政権誕生。「日本をこう甦らせて欲しい」と、一言述べたい人も多いだろう。そこで、緊急特集「民主党にこれだけは言いたい!」と題し、9人の論客に日本国民の気持ちを代弁して頂いた。台湾の改革を指導した李登輝氏は、官僚・守旧派など既得権者との闘い方を、体験談を交え諭す。渡部昇一氏は「東アジア共同体は永遠の幻」と、民主党の外交姿勢に苦言を呈す。竹中平蔵氏は、景気回復策をまったく打たない無責任な日銀に対して、金融緩和策の実行を迫れ! と提言する。日本再生へ思いを民主党に託す、力のこもった意見の数々に刺激を受けて頂きたい
公式サイト

今月号の目次

TOKYOファッション〈22〉
HIGASHIYA
川島蓉子
11p
和の美を愉しむ〈10〉
「楓林停車図」池大雅
文:田中大
17p
メガロポリス新名所〈10〉
成増
増田悦佐
21p
日本の事件簿〈22〉
馬鹿な官僚
高山正之
26p
巻頭の言葉
新政権を襲う市場の猛威
伊藤元重
29p
時代を拓く力
世界が驚く神戸の洋菓子文化
比屋根毅/取材・構成:加藤小也香
32p
緊急特集:民主党にこれだけは言いたい!
日本再建の「八策」
李登輝
42p
東アジア共同体は永遠の幻
渡部昇一
72p
“生活水準”下落の悪夢
竹中平蔵
50p
シミュレーション 榊原英資が景気を壊す日
若田部昌澄
64p
京都のことは京都が考える
門川大作〈対談〉江口克彦
94p
民主・公明“連立論”
花岡信昭
88p
日教組の「悪法支配」を許すな
八木秀次〈対談〉三橋貴明
78p



石油の時代が終わりを告げるまであと10年
力作50枚! グリーン大国に化ける中国
ビル・エモット
148p
特集Ⅱ:日本経済の復活を信じていいのか
急回復する世界、追いつけない日本
大前研一
104p
ボーナス14%減の悪循環を断て
上野泰也
134p
来るべき失業率7%時代
城繁幸
128p
この秋、米国経済は大失速
ノリエル・ルービニ
120p



『おくりびと』『ハゲタカ』--大ヒットの舞台裏に迫る
ハリウッドを呑み込む日本映画
桐山秀樹
166p
オリンピックがきても、こなくても、首都高は引退を
2016年、東京はこれで決まり!
藤岡和賀夫/新井満/大宅映子
172p
大アジア主義者の夢と蹉跌〈第3回〉
松井石根
田原総一朗
208p
創業の極意〈最終回〉
「IT脳」を創る富士ソフト
堺屋太一
228p
日本企業復活の鍵は現場の生情報だ
トヨタは「三現主義」に回帰する
遠藤功
198p
高井戸の蛙、世相を覗く⑩
離婚しない妻の魂胆
江上剛
222p
アルピニストの眼⑩
富士山でゴミと格闘した大臣
野口健
224p
PHP総合研究所からの主張
ハコモノ廃止は“ご近所の力”で
佐々木陽一
220p
ニッポン新潮流〈スポーツ〉
宮里藍が五輪に出る日
二宮清純
140p
ニッポン新潮流〈科学技術〉
「反原子力」に物申す
竹内薫
144p
ニッポン新潮流〈生活社会〉
ニコニコ動画のお粗末
山形浩生
142p
ニッポン新潮流〈国内政治〉
鳩山外交は本当にダメか
上杉隆
146p
この著者に会いたい
『アラマタ人物伝』
荒俣宏/聞き手:仲俣暁生
180p
ワンポイント書評

187p
おじさんのための名作講座
ゲーテ、ヘッセ、トーマス・マン
堀井憲一郎
185p
大宰相・原敬〈第34回〉
外務省通商局長
福田和也
240p
ボイス往来
  
256p
私日記〈第118回〉
めちゃくちゃな話の魅力
曽野綾子
248p
巻末御免(298)
柴田宵曲
谷沢永一
260p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。