雑誌
Voice 2011年5月号
今月号の読みどころ
3月11日の大震災で亡くなられたみなさまのご冥福をお祈りするとともに、被災されたみなさまに心よりお見舞い申しあげます。それにしても、この苦境において、日本人が示した美徳には特筆すべきものがあった。日本の強さの源泉は、「人の力」にこそある。そのことを信じて、力強く前に進みたい。さらに素晴らしい国・日本をつくりあげるために――。今月の総力特集「甦れ、『強い国・日本』」には、そんな思いを込めました。一方の特集は、「世界経済の『常識』が変わる!」「世界に誇る!『日の丸』宇宙技術」の2本です。存分にご堪能ください。
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今月号の目次
【総力特集】 甦れ、強い国・日本
世界が感動した日本人の底力 |
竹田恒泰 |
44p |
原発事故から雄々しく立ち上がれ |
田原総一朗 |
54p |
最後に頼りになるのは自衛隊だ |
佐藤正久 |
62p |
四つの改革で「新しい繁栄」をめざせ |
堺屋太一 |
70p |
「東日本復興開発銀行」創設計画 |
小幡 績 |
76p |
現代社会の“脆弱性”を克服するとき |
竹村真一 |
86p |
陰で進む「増税大連立」だけは許すな |
長谷川幸洋 |
94p |
「自然の法則」と日本人 |
養老孟司 |
102p |
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私日記〈第137回〉 東日本大震災日記 |
曽野綾子 |
240p |
時代を拓くコンセプト 東京はこれからも世界で輝き続ける |
リチャード・フロリダ/聞き手:大野和基 |
20p |
この著者に会いたい! 「リーダーが育てなければ伝統は生まれない」 |
中村彰彦/聞き手:仲俣暁生 |
208p |
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【特集1】 世界経済の「常識」が変わる!
「高金利時代」の幕開け |
谷口智彦 |
118p |
“資源暴騰”時代の企業戦略を問う |
柴田明夫/藤山知彦/三輪裕範 |
126p |
インフレは新興国の成長を妨げるか |
上野泰也 |
138p |
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【特集2】 世界に誇る!「日の丸」宇宙技術
有人飛行技術で世界を突き放せ |
中野不二男 |
150p |
数々の失敗を乗り越えた国産ロケット |
前間孝則 |
158p |
災害にも強い「日本版GPS衛星」の推進を |
寺田弘慈 |
164p |
深宇宙での惑星探査こそ日本の国際貢献だ |
松井孝典 |
170p |
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傲岸不遜なロシア外交に対峙せよ |
田久保忠衛 |
186p |
世代間格差問題、徹底追及第2弾 「官製格差」が日本の未来を壊す |
小黒一正&西田亮介&飯田泰之 |
194p |
谷沢永一先生を偲んで 天下無双の人間通 |
渡部昇一 |
204p |
海堂尊、医療最前線をゆく 〈新連載〉 ドクターヘリ |
海堂 尊 |
216p |
彦にゃんの憂国ついーと〈5〉 もう怠惰ではいられない |
島田雅彦 |
28p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈国内政治〉 自己保身に走った「大本営」 |
上杉 隆 |
32p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈経済財政〉 復興資金の調達はリレー方式で |
飯田泰之 |
34p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈科学技術〉 すべての原発を代替できるか? |
竹内 薫 |
36p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉 お手盛り機関と化した保安院 |
山形浩生 |
38p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生命医療〉 産婦人科に必ず遺伝カウンセラーを |
最相葉月 |
40p |
高井戸の蛙、世相を覗く〈28〉 原子炉制御の成功を |
江上 剛 |
110p |
世の流行にひとこと言わせて!〈14〉 「薬剤師カフェ」で健康相談 |
さかもと未明 |
112p |
巻頭の言葉〈5〉 「日本の現場力」を信じよ |
冨山和彦 |
17p |
パナソニック、新興国制覇の闘い〈5〉 捲土重来 |
財部誠一 |
222p |
大宰相・原敬〈第53回〉 伊藤博文の死 |
福田和也 |
232p |
平成始末〈第17回〉 私小説 |
山折哲雄 |
248p |
クールジャパン・次代の旗手〈17〉 [トラフ建築設計事務所] |
川島蓉子 |
5p |
語り継ぎたい「モノがたり」〈5〉 ニットポロ |
村上陽一 |
8p |
「凛たる女性」の肖像〈5〉 熊 仁美(ADDS共同代表) |
撮影/遠藤 宏 |
11p |
Killerフレーズ 今月の名言&至言 |
1p |
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Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
144p |
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Voiceステージ 編集者の観劇メモ |
145p |
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Voiceブックス 編集者の読書日記 |
146p |
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Voiceレター 読者の感想&意見 |
214p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。