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Voice 2012年11月号
今月号の読みどころ
民主&自民の総裁選も終わり、次は総選挙だとばかりに、今月は「『維新の会』は信じられるか」と題する総力特集を組みました。新党・日本維新の会の綱領「維新八策」には、首相公選制、衆院の定数半減……といった大胆な提言が並んでいます。既存政党が精彩を欠くなか、果たしてこれらの政策は、わが国の再生につながるのか、その是非を問いました。そして特集は、「『新興国市場』で勝ち続ける法」。中国の反日デモの激化、急成長をみせる韓国メーカーといった壁に阻まれ、海外進出企業の苦悩の日々が続くなか、“勝ち組企業”3社のトップが戦略を明かしてくれました。今月号も、読み応え満載です!
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今月号の目次
【総力特集】「維新の会」は信じられるか
甦る自民「守旧政治」、来れ小泉流「独裁」 |
竹中平蔵/冨山和彦 |
46p |
維新八策をどう読むか |
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<統治機構>まずは出先機関の原則廃止から |
屋山太郎 |
56p |
<行財政>大阪から国へ、骨太の構想力を求む |
牧原 出 |
59p |
<公務員>「頑張った者が報われる」具体策を |
岸 博幸 |
62p |
<教育>教育委員会の廃止が国民に問う覚悟 |
藤原和博 |
65p |
<社会保障>BIの導入で弱者保護を第一に |
波頭 亮 |
68p |
<経済政策>残る課題は円高&デフレ是正 |
安達誠司 |
71p |
<外交防衛>集団的自衛権への無配慮に違和感 |
谷口智彦 |
74p |
<憲法改正>首相公選制と一院制という特効薬 |
小林 節 |
77p |
単独過半数奪取で役所を根本から変える |
松井一郎 |
80p |
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世界経済は甦るか QE3はベストな選択 |
P・クルーグマン |
137p |
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【特集】「新興国市場」で勝ち続ける法
「擦り合わせ」がグローバル戦略の強みとなる時代 |
志賀俊之/取材・構成:片山 修 |
98p |
現地の「肌感覚」に合わない高品質商品は売れない |
高原豪久/取材・構成:内田裕子 |
106p |
「建機」から「情報通信網」で勝負するビジネスへ |
坂根正弘/取材・構成:長田貴仁 |
114p |
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米日が凋落するオバマ再選 |
日高義樹 |
128p |
「次代を担うIT起業家」四人の肖像(後編) |
速水健朗 |
170p |
「原発は嫌だ。でも値上げも嫌だ」論の愚昧 |
澤 昭裕 |
188p |
書評インタビュー 『三十三年の夢』 |
柳本卓治 |
92p |
民主主義の堕落 |
勝田吉太郎 |
154p |
反日デモで決壊する中国 |
福島香織 |
146p |
時代を拓くコンセプト 「ときどき無性に、手づくりサイズの芝居をやりたくなるんです」 |
佐々木蔵之介/聞き手:五十川晶子 |
22p |
この著者に会いたい! 「在特会は、『いまの日本の気分』をわかりやすく表わしたものなんです」 |
安田浩一/聞き手:仲俣暁生 |
86p |
彦にゃんの憂国ついーと〈23〉 反日カードのメリット |
島田雅彦 |
32p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈国内政治〉 自民党・谷垣体制の功罪 |
菅原 琢 |
36p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉 幸福度の政策的な追求は疑問 |
山形浩生 |
38p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈科学医療〉 出生前診断を受けない自由を守れ |
最相葉月 |
40p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈スポーツ〉 日本人の貧しきメダル至上主義 |
杉山茂樹 |
42p |
世の流行にひとこと言わせて!〈32〉 リンパドレナージュ健康法 |
さかもと未明 |
122p |
海堂尊、医療最前線をゆく〈19〉 MRI |
海堂 尊 |
218p |
巻頭の言葉〈11〉 なぜロムニーは伸び悩んでいるか |
橋爪大三郎 |
19p |
ローソン思考〈4〉 新卒社員は女性が五割 |
財部誠一 |
196p |
「バブルを知らない世代」の幸福論〈6〉 [ゲスト]今野晴貴 |
田原総一朗 |
208p |
オックスフォード留学記〈第7回〉 アフタヌーンティーを女王陛下と |
彬子女王 |
228p |
大宰相・原敬〈第71回〉 皇太子の婚姻問題 |
福田和也 |
234p |
私日記〈第155回〉 時には白く時には黒く |
曽野綾子 |
242p |
平成始末〈第35回〉 負けじ魂の和平路線 |
山折哲雄 |
250p |
クールジャパン・次代の旗手〈35〉 [鴻池朋子] |
川島蓉子 |
7p |
語り継ぎたい「モノがたり」〈23〉 ダッフルコート |
村上陽一 |
10p |
「凛たる女性」の肖像〈23〉 今井祐子 |
撮影/遠藤 宏 |
13p |
Killerフレーズ 時代を斬る!論点 |
1p |
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Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
126p |
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Voiceステージ 編集者の観劇メモ |
127p |
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Voiceブックス 編集者の読書日記 |
224p |
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Voiceレター 読者の感想&意見 |
226p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。