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Voice 2013年1月号
今月号の読みどころ
11月16日、衆議院が解散され、これを受けて政府は臨時閣議で「12月4日公示、16日投開票」の衆院選日程を決定しました。3年あまりの民主党政権から日本は大きく舵を切ろうとしています。各種世論調査によれば、自民党と日本維新の会など「第三極」の躍進が予想されています。1月号では、自民党を中心とした連立政権になるとの前提で「自民党政権の真贋」との総力特集を緊急に組みました。保守政治回帰への期待と経済政策などに対する不安の両面から分析しています。また、特集では日米中の新リーダーのもと「米中新冷戦」時代が到来するとの予測から、日本のあるべき方向性を示唆します。2013年の日本を読み解く記事が満載です。
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今月号の目次
【総力特集】自民党政権の真贋
次期政権は大義の御旗を掲げよ |
中西輝政 |
40p |
歴史が教える「脱原発」の愚かさ |
渡部昇一 |
52p |
消費増税は「既定路線」ではない |
江田憲司 |
60p |
「通貨安戦争」に乗り出す自民党の愚 |
浜 矩子 |
66p |
安倍総裁の危険な日銀バッシング |
池田信夫 |
74p |
所得再分配を強化する「第四極」をつくれ |
〈鼎談〉茂木健一郎/波頭 亮/白洲信哉 |
82p |
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メディアが報じないダライ・ラマ法王講演会 |
潮 匡人 |
132p |
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【特集】米中新冷戦・極東有事に備えよ
オバマ二期目の“標的”となる中国 |
古森義久 |
92p |
長期戦になるほど尖閣の守りは危うい |
石 平〈対談〉有本香 |
100p |
新総理は自衛戦争を覚悟せよ |
兵頭二十八 |
112p |
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なぜジャパン・エキスポで古事記なのか |
吉木誉絵 |
143p |
電力自由化論の致命的な欠陥 |
澤 昭裕 |
152p |
第二十一回 山本七平賞発表 |
160p |
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〈新連載〉汝の隣人を愛せ 配慮あるコトバ、排泄目的のコトバ |
島田雅彦 |
185p |
「旧皇族の末裔」竹田恒泰氏への応答 |
所 功 |
122p |
時代を拓くコンセプト 「終戦直後のつらさに比べたら、いまの状況で諦めることはありえない」 |
百田尚樹/聞き手:木村俊介 |
20p |
この著者に会いたい 「彼らの使命感を支えているのは、やはり遺族の喜び、感謝ではないでしょうか」 |
佐々涼子/聞き手:仲俣暁生 |
168p |
ニッポン新潮流〈国内政治〉 なぜ日本の選挙予測は難しいのか |
菅原 琢 |
30p |
ニッポン新潮流〈経済政策〉 「無益な金融政策批判」に終止符を |
飯田泰之 |
32p |
ニッポン新潮流〈生活社会〉 工業用ロボット・バクスターの面白さ |
山形浩生 |
34p |
ニッポン新潮流〈科学医療〉 震災ストレス・調査だけで満足するな |
最相葉月 |
36p |
ニッポン新潮流〈スポーツ〉 後味の悪い「オマーン戦劇的勝利」 |
杉山茂樹 |
38p |
海堂尊、医療最前線をゆく〈21〉 破綻病院の再建 |
海堂 尊 |
214p |
巻頭の言葉〈新〉 “ジュラルミン”の党から“いぶし銀”の党へ |
山内昌之 |
17p |
ローソン思考〈6〉 東日本大震災で問われた覚悟 |
財部誠一 |
191p |
「バブルを知らない世代」の幸福論〈終〉 [ゲスト]東 浩紀 |
田原総一朗 |
204p |
オックスフォード留学記〈第9回〉 パスポートは茶色 |
彬子女王 |
220p |
大宰相・原敬〈第73回〉 一本の電報 |
福田和也 |
226p |
私日記〈第157回〉 子供は一人いくらですか |
曽野綾子 |
234p |
平成始末〈第37回〉 代理母(卵)出産 |
山折哲雄 |
248p |
クールジャパン・次代の旗手〈終〉 [菊地敦己] |
川島蓉子 |
5p |
語り継ぎたい「モノがたり」〈25〉 スーツ |
村上陽一 |
8p |
凛たる女性〈25〉 是枝貴子 |
撮影/遠藤 宏 |
11p |
Killerフレーズ 時代を斬る!論点 |
1p |
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Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
242p |
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Voiceステージ 編集者の観劇メモ |
243p |
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Voiceブックス 編集者の読書日記 |
174p |
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Voiceレター 読者の感想&意見 |
244p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。