雑誌
Voice 2013年5月号
今月号の読みどころ
日銀の金融緩和策が本格化し、為替が大幅に円安に振れ、株価も急騰した。一方、中国は株価の下落や大気汚染問題で混乱している。時代の潮目が変わってしまったかのようだ。総力特集では「日本の復権、中国の凋落」と銘打ち、日本株は内需拡大策でまだまだ上がり(藤原敬之氏)、TPP交渉にチャレンジすべき(原田泰氏)と提言している。また、中国の経済、財政問題を論じ、外交、環境問題も俎上に載せた。さらに、李登輝元台湾総統に安倍総理へのエールを頂戴した。特集では、アベノミクスの理論的な支柱といわれた浜田宏一イェール大学名誉教授の対談(日銀法改正で「失われた二十年」は終わる)を掲載した。竹田恒泰氏、石井光太氏の豪華連載もスタートした。一冊丸ごと日本人が自信を取り戻すために、ぜひご一読ください。
公式サイト | ![]() |
---|
今月号の目次
総力特集:日本の復権、中国の凋落
特別論考 台湾が感動した安倍総理の友人発言 |
李 登輝 |
34p |
緊急対談 中国経済は「投資中毒」で自滅する |
[対談]石 平/津上俊哉 |
46p |
巨大すぎる国家の外交的アキレス腱 |
宮家邦彦 |
58p |
PM2・5問題は絶対に解決できない |
富坂 聰 |
66p |
内需拡大で日本株はまだまだ上がる |
藤原敬之 |
72p |
TPP交渉参加で甦る日本 |
原田 泰 |
82p |
SPECIAL緊急寄稿
朴槿恵大統領「親日幻想」に騙されるな |
呉 善花 |
116p |
特集:景気回復を加速させよ
日銀法改正で「失われた二十年」は終わる |
[対談]浜田宏一/飯田泰之 |
92p |
地方活性化の責任は大企業にあり |
坂根正弘 |
102p |
金融緩和の推進には財政再建が不可欠だ |
土居丈朗 |
109p |
|
||
シミュレーション 尖閣侵攻は総理の統帥権で抑止せよ |
兵頭二十八 |
126p |
ブラック企業栄えて国滅ぶ |
[対談]今野晴貴/古市憲寿 |
134p |
アベノミクスの足枷となる原発“不”再稼働 |
澤田哲生 |
146p |
遺伝子検査がつくる未来の健康常識 |
白川太郎 |
183p |
「軽」の常識を変えたホンダのモノづくり革命 |
片山 修 |
189p |
絶対貧困と相対貧困〈新連載〉 相互監視するスラム、孤立する生活保護世帯 |
石井光太 |
155p |
「日本が好き」といえる時代〈新連載〉 「普通の国」に進化する日本 |
竹田恒泰 |
201p |
時代を拓くコンセプト 3・11から2年、「心のケア」は進んだか |
村瀬嘉代子/聞き手:最相葉月 |
18p |
この著者に会いたい 「輝かしく見えて中身が空虚な理念の裏側には、必ず『あってはならぬ』ものがある」 |
開沼 博/聞き手:仲俣暁生 |
166p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈国内政治〉 自民党がTPP交渉参加で捨てたもの |
菅原 琢 |
28p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉 「役立たずな好奇心」に正当化は必要? |
山形浩生 |
30p |
「ニッポン新潮流」を斬る!〈スポーツ〉 「五輪で経済活性化」は正しいか |
杉山茂樹 |
32p |
汝の隣人を愛せ〈第5回〉 ノーベル賞作家・莫言の本領 |
島田雅彦 |
214p |
海堂尊、医療最前線をゆく〈25〉 救急医療とドクターヘリ |
海堂 尊 |
220p |
巻頭の言葉〈5〉 歴史と戦史 |
山内昌之 |
15p |
オックスフォード留学記〈第13回〉 英国の食あれこれ |
彬子女王 |
226p |
私日記〈第161回〉 日々変りつつあり |
曽野綾子 |
232p |
平成始末〈第41回〉 新ローマ法王誕生 |
山折哲雄 |
246p |
友(アート)を訪ねて〈4〉 [マーク・ロスコ] |
原田マハ |
6p |
「凛たる女性」の肖像〈29〉 山田香織 |
撮影/遠藤 宏 |
9p |
Killerフレーズ 時代を斬る!論点 |
1p |
|
Voiceブックス 編集者の読書日記 |
172p |
|
Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
240p |
|
Voiceステージ 編集者の観劇メモ |
241p |
|
Voiceレター 読者の感想&意見 |
242p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。