Voice
発売日
2018年7月10日
税込価格
794円
(本体価格722円)
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Voice 2018年8月号

今月号の読みどころ

自民党・安倍総裁の三選は確実というのが大方の見方だが、それは日本の盤石を意味するものではない。日本人拉致の解決や霞が関特権と大企業病の撲滅など、課題は有り余るほどある。政治もメディアも、自らの課題を克服して進まなければならない。石原慎太郎・小川榮太郎・篠田英朗・福島香織・中西輝政・渡辺惣樹の6氏が見る政権の課題とは。さらに今年3月まで5年間、アベノミクスの最前線に立った岩田規久男・日銀前副総裁のインタビューを掲載。人手不足や消費・物価の最新動向を踏まえ、いま最もやってはいけない消費増税に待ったを掛ける。特集は「長寿社会の孤独と幸せ」。中高年に不可欠なお金や情報、健康から死生観にまで踏み込んだ内容で、自信をもってお勧めしたい。
公式サイト

今月号の目次

特別インタビュー
消費増税は再延期せよ
岩田規久男
20p
総力特集:大丈夫か、安倍三選
「同胞」を奪還せよ、日本!
石原慎太郎
46p
明確になった「次の三年」の課題
小川榮太郎
54p
米朝会談の勝者はどちらか
篠田英朗
62p
中朝「血の友誼」という幻想
福島香織
70p
ヤルタの不正義をいまこそ正せ
中西輝政&渡辺惣樹
78p
特集:長寿社会の孤独と幸せ
瘋癲老人が見た日本
山折哲雄
92p
歩く、学ぶ、つなぐ・マルチな楽しみ
石井威望
102p
年金で損する人、得する人
荻原博子
110p
認知症は防げる病気
内田和彦
118p



特別企画:株式の大衆化が日本人を豊かにする
株式の大衆化で新たな繁栄を
松下幸之助
156p
企業価値の向上・株主の使命
坂根正弘/大崎貞和/藤野英人
166p
連載・ほか
民泊で観光立国になれるか
元谷芙美子
124p
サイコパスに向く仕事
中野信子
132p
マス広告がデジタル社会の不安を除く
落合陽一
140p



師弟対談、再び!
天皇と憲法の大問題
小林 節&竹田恒泰
198p
パラアスリートの肖像(12)
ローポインター 前編
山田清機
186p
プリンス〈第26回〉
第六章 決断(2)
真山 仁
216p
トランプと金正恩の密約
用田和仁
148p
ハリルホジッチの遺産
宇都宮徹壱
208p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
ゴッホと佐賀藩
渡辺惣樹
36p
ニッポン新潮流〈政治外交〉
独裁者に対抗するには
三浦瑠麗
38p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
「役に立った危機」論
開沼 博
40p
ニッポン新潮流〈日本文化〉
なぜ花魁を平成に甦らせたか
舘鼻則孝
42p
西南、南西、テレビ風22
大阪で生まれる「本の森」
結城豊弘
44p
著者に聞く
『絶滅の人類史』
更科 功
240p
しぶといやつ〈第30回〉
第八章 万物斉同(2)
幸田真音
229p
巻頭言〈第8回〉
官僚組織は進化している
宮家邦彦
17p
私日記〈第223回〉
なつめ椰子の地位
曽野綾子
28p
文明之虚説〈第8回〉
西部邁氏の自殺幇助
渡辺利夫
248p
台湾に生き続ける日本〈新〉
「飛虎将軍」と呼ばれる青年
写真・文/片倉佳史
1p
土木を撮る〈4〉
タウシュベツ川橋梁
写真・文/西山芳一
8p
凛たる女性〈92〉
松川るい
撮影/遠藤 宏
11p
編集者の読書日記
Voiceブックス

244p
編集者の映画三昧
Voiceシネマ

245p
読者の感想&意見
Voiceレター

246p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。