雑誌
Voice 2018年9月号
今月号の読みどころ
平成が終わる。「平らかに成る」時代は私たちに何を残したのか。元号の変化は何を意味するのか。今上陛下のご退位を来年に控え、政治、経済、外交、思想の点から日本の変化を語り尽くす。特集は「『米中日』貿易戦争」。トランプ氏の気まぐれか、日米貿易摩擦の再来か――混沌とするアメリカ、中国、日本の制裁合戦の行方が明らかに。さらに、巻頭対談として「政官民セクハラの構造」を掲載。もはやニュースの定番となった男性の病に、歯止めは掛かるのか? 脳科学者とニューヨーク州弁護士が問題の本質を突く。
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今月号の目次
巻頭対談 政官民セクハラの構造 |
中野信子&山口真由 |
18p |
総力特集:平成の終焉、日本再生
特別寄稿「平成三十年」衰亡史 |
中西輝政 |
46p |
戦後民主主義のフィナーレ |
片山杜秀 |
60p |
いまこそ新時代のビジョンを |
平泉信之 |
69p |
中国の「親日」を阻むものは何か |
早坂 隆 |
80p |
ポスト平成の国会改革論 |
松井孝治 |
88p |
特集:「米中日」貿易戦争
アメリカを蹴散らす中国の「三匹の馬」 |
大前研一 |
96p |
米中欧の「調停者」をめざせ |
柴山桂太 |
104p |
金融激変、日本企業の逆襲 |
児玉 博 |
112p |
特別企画:宇宙という荒野
「目に見えない」宇宙の秘密 |
リサ・ランドール |
120p |
東北でビッグバンの謎を解く |
押井 守 |
128p |
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原爆投下、チャーチルの歴史的大罪 |
岡部 伸 |
136p |
“市民が主役”の資本主義へ |
大場昭義 |
144p |
集団安全保障と自衛隊――もう一つの改憲論 |
西村繁樹 |
150p |
原子力をめぐる大誤解 |
潮 匡人 |
158p |
特別対談
本屋で「宝物」のような出会いを |
松井玲奈&田口幹人 |
166p |
連載 ほか
日本は世界最古の民主国(3) 「革命」となぜ無縁だったのか |
竹田恒泰 |
230p |
パラアスリートの肖像(13) ローラーポインター 後編 |
山田清機 |
184p |
プリンス〈第27回〉 第六章 決断(3) |
真山 仁 |
205p |
「夜の公共圏」の未来 |
谷口功一 |
197p |
ニッポン新潮流〈歴史論争〉 狂歌の生む誤解 |
渡辺惣樹 |
36p |
ニッポン新潮流〈政治外交〉 戦後国際秩序の終焉 |
三浦瑠麗 |
38p |
ニッポン新潮流〈現代社会〉 「戦争を忘れるな」の先 |
開沼 博 |
40p |
ニッポン新潮流〈日本文化〉 芸術家の育て方 |
舘鼻則孝 |
42p |
西南、南西、テレビ風23 災害報道のあり方 |
結城豊弘 |
44p |
著者に聞く 『教養主義のリハビリテーション』 |
大澤 聡 |
238p |
しぶといやつ〈最終回〉 第八章 万物斉同(3) |
幸田真音 |
216p |
巻頭言〈第9回〉 世界の混乱はトランプが原因か |
宮家邦彦 |
15p |
私日記〈第224回〉 誰でもいい、ということはない |
曽野綾子 |
27p |
文明之虚説〈第9回〉 人生百年時代? |
渡辺利夫 |
246p |
台湾に生き続ける日本〈2〉 金箔を貼られた「神輿」 |
写真・文/片倉佳史 |
1p |
土木を撮る〈5〉 東京外かく環状道路 大泉工区 |
写真・文/西山芳一 |
5p |
凛たる女性〈93〉 三宅由佳莉 |
撮影/遠藤 宏 |
9p |
Voiceブックス 編集者の読書日記 |
242p |
|
Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
243p |
|
Voiceレター 読者の感想&意見 |
244p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。