雑誌
Voice 2018年12月号
今月号の読みどころ
「ねじれ議会」を生んだ中間選挙を終えたばかりの米国。根深い国内の対立を抱え、欧州全体に混乱を招く英国。著名人が相次いで失踪する中国に、日を追うごとに対日政策が「雑」になる韓国――。果たして世界はどこへ向かっているのか、各国の「いま」を捉え、「未来」を探る。なかでも、「憲法改正で日本の『意志』を世界に示せ」と力強く指摘する櫻井よしこ氏と百地章氏の対談は必見だ。
巻頭インタビューには、前大阪市長・橋下徹氏が登場。安倍首相とトランプ大統領の政治手法を分析しつつ、現在の野党の問題点を喝破する。
特別対談では湯崎英彦広島県知事と大竹文雄教授が、災害避難において行政が果たすべき役割を語り合う。異常気象がわが国を襲ういまこそ読んでいただきたい。
巻頭インタビューには、前大阪市長・橋下徹氏が登場。安倍首相とトランプ大統領の政治手法を分析しつつ、現在の野党の問題点を喝破する。
特別対談では湯崎英彦広島県知事と大竹文雄教授が、災害避難において行政が果たすべき役割を語り合う。異常気象がわが国を襲ういまこそ読んでいただきたい。
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今月号の目次
総力特集:沈む国・浮かぶ国
【日本】 憲法改正こそ日本の抑止力だ |
櫻井よしこ&百地 章 |
46p |
【米国】 中間選挙の喧騒を渦中で見て |
中山俊宏 |
56p |
【中国】 著名人失踪を巡る権力闘争 |
福島香織 |
64p |
【韓国】 なぜ対日政策が「雑」なのか |
木村 幹 |
72p |
【ロシア】 対露積極外交の裏をかくプーチン |
小泉 悠 |
82p |
【ドイツ】 インダストリー4・0の最終目的地 |
熊谷 徹 |
90p |
【英国】 深まる「合意なきEU離脱」懸念 |
岡部 伸 |
98p |
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世界に逆行する消費増税 |
高橋洋一 |
106p |
三島事件・四十八年目の真相 |
西村繁樹 |
114p |
防災教育だけでは命を救えない |
湯崎英彦&大竹文雄 |
122p |
医療を蝕む「専門家」の存在 |
村中璃子 |
130p |
欧州移民政策の失敗から見えたこと |
宮下洋一 |
138p |
カナダの「悪意なき反日」の正体 |
安田峰俊 |
146p |
特別企画:資本主義の未来
いらない仕事が増える理由 |
デヴィッド・グレーバー/取材・構成 大野和基 |
154p |
「経済学」が社会にもたらす病 |
トーマス・セドラチェク/取材・構成 大野和基 |
164p |
|
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まだ会社で働いているの? |
尾原和啓&橘 玲 |
204p |
特別インタビュー 野党よ、国民の声を聞け |
橋下 徹 |
18p |
日本は世界最古の民主国(6) イギリスの保守主義とは |
竹田恒泰 |
224p |
パラアスリートの肖像(16) トリガー |
山田清機 |
184p |
プリンス〈第30回〉 第七章 試練(1) |
真山 仁 |
212p |
ニッポンの匠〈最終回〉 高千穂神楽面 |
早坂 隆 |
196p |
ふるさと納税、地方の言い分 |
八島弘之 |
233p |
ニッポン新潮流〈歴史論争〉 パリの戊辰戦争~その二~ |
渡辺惣樹 |
36p |
ニッポン新潮流〈政治外交〉 「米中新冷戦」の勘違い |
三浦瑠麗 |
38p |
ニッポン新潮流〈現代社会〉 カルトメディアとシャープパワー |
開沼 博 |
40p |
ニッポン新潮流〈日本文化〉 「消費」されていくアート |
舘鼻則孝 |
42p |
西南、南西、テレビ風26 SLやまぐち号がゆく |
結城豊弘 |
44p |
著者に聞く 『宿命』 |
原 雄一 |
238p |
巻頭言〈第12回〉 ポスト「一九五三年体制」の東アジア |
宮家邦彦 |
15p |
私日記〈第227回〉 虹色に光る鰯 |
曽野綾子 |
28p |
文明之虚説〈第12回〉 癌の見落としと告訴 |
渡辺利夫 |
246p |
台湾に生き続ける日本〈5〉 台湾の歴史を伝える喫茶空間 |
写真・文/片倉佳史 |
1p |
土木を撮る〈8〉 首都高3号線&横浜線生麦ジャンクション |
写真・文/西山芳一 |
6p |
凛たる女性〈96〉 伊藤美樹 |
撮影/遠藤 宏 |
9p |
Voiceブックス 編集者の読書日記 |
242p |
|
Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
243p |
|
Voiceレター 読者の感想&意見 |
244p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。