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Voice 2019年2月号
今月号の読みどころ
「リーマン・ショック級の事態が起こらなければ消費増税はやめない」。菅官房長官はそう発言したが、世界経済の見通しは不透明だ。先月、米中は追加関税発動を90日間猶予することで合意したが、経済学の泰斗であるポール・クルーグマン氏は「経済戦争は終わっていない」と強調する。同氏に加えて、田中道昭氏、井上寿一氏、近藤大介氏、杉田弘毅氏、そしてメディアアーティストの落合陽一氏に、新時代の世界の覇権争いと日本の針路を論考いただいた。特集は「世界の火薬庫」。中東、東アジア、そして3月に大統領選を控えるウクライナ。2019年、世界の「戦争と平和」を不安定にさせる要因はどこにあるか。特別インタビューには、落語家の立川志らく師匠が登場。
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今月号の目次
総力特集:経済戦争の覇者
消費増税は景気回復を妨げる |
ポール・クルーグマン |
44p |
ゴーン解任で変わる自動車産業 |
田中道昭 |
56p |
戦前「機密費外交」の失敗に学べ |
井上寿一 |
64p |
習近平は米国に面従腹背か |
近藤大介 |
72p |
「地経学大国」イスラエルの最前線 |
杉田弘毅 |
80p |
デジタル・テクノロジーが解決する少子高齢化 |
落合陽一 |
90p |
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特別インタビュー 「情」と日本人 |
立川志らく |
18p |
特集:世界の火薬庫
複雑化する中東、情緒に走る韓国 |
山内昌之 |
98p |
台湾統一地方選の本質を見誤るな |
小笠原欣幸 |
106p |
ウクライナが加速させる米露新冷戦 |
名越健郎 |
114p |
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大阪万博でアンチエイジング |
松井一郎 |
122p |
国民生活を脅かす水道民営化 |
小浜逸郎 |
132p |
「空母いずも」の実力 |
潮 匡人 |
140p |
移民問題は「リベラル」の幻想を超える |
岩田 温 |
148p |
中間層没落の原因は孤独だ |
タイラー・コーエン |
156p |
新時代ビジョン研究会 AIは意味を扱えない |
西垣 通 |
164p |
日本は世界最古の民主国(8) 西洋の人権は神が与えたもの |
竹田恒泰 |
224p |
パラアスリートの肖像(18) 特別インタビュー「フィリップ・クレイヴァン」 |
山田清機 |
184p |
プリンス〈第32回〉 第七章 試練(3) |
真山 仁 |
212p |
たばこは心の松葉杖 |
松本俊彦 |
195p |
日本構想フォーラム 日本の変革は美意識から |
山口 周 |
204p |
「商人魂」が行政を変える |
古谷よしゆき |
233p |
ニッポン新潮流〈歴史論争〉 ルーズベルトのソビエト国家承認の愚~その一~ |
渡辺惣樹 |
34p |
ニッポン新潮流〈政治外交〉 反マクロンデモと国家社会主義 |
三浦瑠麗 |
36p |
ニッポン新潮流〈現代社会〉 怨恨といかに向き合うか |
開沼 博 |
38p |
ニッポン新潮流〈日本文化〉 世界に挑戦するための「条件」 |
舘鼻則孝 |
40p |
西南、南西、テレビ風28 大変革時代を迎えたテレビ |
結城豊弘 |
42p |
著者に聞く 『軌道』 |
松本 創 |
238p |
巻頭言〈第14回〉 政治エリートへの逆襲 |
宮家邦彦 |
15p |
私日記〈第229回〉 炬燵の上の青い鉢 |
曽野綾子 |
28p |
文明之虚説〈第14回〉 御代がわりを前に |
渡辺利夫 |
246p |
台湾に生き続ける日本〈7〉 日本人校長と「誠」の精神 |
写真・文/片倉佳史 |
1p |
土木を撮る〈10〉 稚内北防波堤ドーム |
写真・文/西山芳一 |
6p |
凜たる女性〈98〉 樹 弥沙 |
撮影/遠藤 宏 |
9p |
編集者の読書日記 Voiceブックス |
242p |
|
編集者の映画三昧 Voiceシネマ |
243p |
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読者の感想&意見 Voiceレター |
244p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。