雑誌
Voice 2019年8月号
今月号の読みどころ
6月末、大阪で開催されたG20。その際に行なわれた米中首脳会談でも、貿易摩擦の抜本的な解決策が示されたわけではない。世界が針路を見失っているいまこそ、わが国古来の価値観に立ち返るべきではないか。「世界の危機」ともいうべき時代に、日本がいかに立ち向かうべきか。藤原正彦、冨山和彦、河合雅司、若月秀和、近藤大介、そして佐伯啓思の六氏に論考いただいた。
特集は、「アジアの火種」。ホルムズ海峡でのタンカー攻撃事件、香港デモなどに揺れるアジアのいまを分析する。巻頭インタビューでは、セブン-イレブン・ジャパンの永松文彦社長が、コンビニ業界で課題となっている「人手不足」への対応策を語る。
特集は、「アジアの火種」。ホルムズ海峡でのタンカー攻撃事件、香港デモなどに揺れるアジアのいまを分析する。巻頭インタビューでは、セブン-イレブン・ジャパンの永松文彦社長が、コンビニ業界で課題となっている「人手不足」への対応策を語る。
公式サイト |
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今月号の目次
総力特集:危機に立つ世界経済
国家を瓦解させる移民政策 |
藤原正彦 |
46p |
GAFAに怯えている場合ではない |
冨山和彦 |
56p |
老後資金問題、「共助」の政策を |
河合雅司 |
64p |
覇権戦争には「真田の兵法」で挑め |
若月秀和 |
72p |
ファーウェイ叩きは成功しない |
近藤大介 |
82p |
フェイクと化した西洋近代 |
佐伯啓思 |
90p |
特集:アジアの火種
トランプ再選のシナリオとプロレス外交 |
村田晃嗣 |
100p |
香港デモが暴いた一国二制度の限界 |
遊川和郎 |
108p |
INF条約無効化で崩れる「均衡」 |
能勢伸之 |
116p |
連載 ほか
北海道が変革の先駆けになる |
鈴木直道 |
128p |
新時代ビジョン研究会 アジアのリーダー都市へ |
高島宗一郎 |
138p |
オールドパワー対ニューパワー |
ヘンリー・ティムズ&ジェレミー・ハイマンズ |
150p |
「模範国」を消失した日本のリベラル |
河野有理 |
160p |
長寿企業を育む「百年の計」プロジェクト 京都の老舗(1) 並存の時代 |
御立尚資 |
168p |
健康マニアにつけるクスリ |
新見正則 |
196p |
特別インタビュー 人手不足にどう対応するか |
永松文彦 |
18p |
反EUの現場を歩く〈新〉 欧州一のEU懐疑国・チェコ |
宮下洋一 |
184p |
プリンス〈第38回〉 第八章 決着(4) |
真山 仁 |
222p |
気候変動を解決する地球工学 |
ケリー・エマニュエル |
204p |
日本構想フォーラム 「社会」の喪失から再生へ |
與那覇 潤 |
212p |
校長の挑戦 日比谷高校「V字回復」の軌跡 |
武内 彰 |
233p |
ニッポン新潮流〈歴史論争〉 原爆不使用のロジック |
渡辺惣樹 |
36p |
ニッポン新潮流〈政治外交〉 香港デモは勝利だったのか |
三浦瑠麗 |
38p |
ニッポン新潮流〈現代社会〉 「とんでもないならず者」を前にして |
開沼 博 |
40p |
ニッポン新潮流〈日本文化〉 北野映画の日本らしさ(2) |
舘鼻則孝 |
42p |
西南、南西、テレビ風34 甲子園で連投した沖縄の球児のいま |
結城豊弘 |
44p |
著者に聞く 『死にがいを求めて生きているの』 |
朝井リョウ |
238p |
巻頭言〈第20回〉 北朝鮮より危険な米国の中東回帰 |
宮家邦彦 |
15p |
私日記〈第235回〉 旅をして来た |
曽野綾子 |
28p |
文明之虚説〈第20回〉 アヘン、煙草、酒 |
渡辺利夫 |
246p |
東京の聖地〈新〉 国立競技場 |
写真・文/岡本亮輔 |
1p |
土木を撮る〈16〉 浮体式洋上風力発電 |
写真・文/西山芳一 |
6p |
令和の撫子〈3〉 佐藤あゆみ |
撮影/遠藤 宏 |
9p |
Voiceブックス 編集者の読書日記 |
242p |
|
Voiceシネマ 編集者の映画三昧 |
243p |
|
Voiceレター 読者の感想&意見 |
244p |
Voice とは
月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。