Voice
発売日
2022年2月10日
税込価格
840円
(本体価格764円)
在 庫
在庫なし
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Voice 2022年3月号

今月号の読みどころ

昨年の東京オリンピックと同様、コロナ禍での開催となった北京五輪。選手たちの健闘を祈らずにいられないが、一方で今大会の開幕が近づくにつれて、国際社会でテーマになったのが、いわゆる「外交的ボイコット」であった。中国国内で起きている人権に関する諸問題は、あらためて説明するまでもない。各地における弾圧や香港での民主派の粛清、そして中国国内で相次ぐ「失踪」。自由や民主主義、そして法の下の平等を守るべき価値観とする日本は、そうした問題を抱える中国とどのように向き合うべきか。あらためて注目されている「人権外交」の意味と意義、日本の針路を8人の識者とともに考える。現在の国際秩序を考察しながら、「価値観」の柱を立てて中国と対峙するべきと唱える中西輝政氏の論稿や、ブッシュ政権時代にパウエル国務長官の補佐役を務めたリチャード・ハース氏の中国論や台湾問題への提言は必読。また、今号では林芳正外務大臣と筒井清忠・帝京大学教授の巻頭対談も掲載。歴史から学ぶ対中外交の要諦を存分に語り合う。特別企画は「真の脅威は『オミクロン株』か」。新型コロナウイルスのオミクロン株が流行するいま、私が向き合うべき「真の脅威」を考える。カーボンニュートラルをテーマにした湯﨑英彦・広島県知事と出雲充・ユーグレナ社長の特別対談も掲載。
公式サイト

今月号の目次

総力特集:北京五輪と人権外交
「新しい現実主義」で習近平と対峙せよ
中西輝政
38p
「チャイナ・ファースト」は終わらない
リチャード・ハース
52p
恣意性なき人権外交の展開を
市原麻衣子
62p
中国共産党の圧政を座視するのか
阿古智子
70p
欧州、対中関係における価値の模索
鶴岡路人
78p
「台湾有事」は十分に抑止できる
小笠原欣幸
88p
五輪をも閉じ込めるゼロコロナ政策
高口康太
98p
米中対立下のサプライチェーン・リスク
猪俣哲史
106p



歴史が示す対中外交の教訓
林芳正&筒井清忠
18p
特別企画:真の脅威は「オミクロン株」か
新変異株は「終わりの始まり」か
黒木登志夫
114p
ウイルス防御の鍵はキラーT細胞だ
藤井眞一郎
124p
「心の不安」への対策を怠るな
原田隆之
132p
新たな変異株を生まない国際支援
國井 修
140p
連載 ほか
ウクライナ危機と「米国後」の地政学
杉田弘毅
148p
データで見る「夜の街」の縮減
荒井紀一郎
156p
岸田政権の「弱い賃上げ政策」を補強せよ
山田 久
198p
泥沼化した韓国大統領選の深層
牧野愛博
205p
【広島県未来対話・後編】
「日本型カーボンニュートラル」を広島から
湯﨑英彦&出雲 充
166p
天才の光と影―異端のノーベル賞受賞者たち―〈1〉
フリッツ・ハーバー
高橋昌一郎
184p
言葉のリハビリテーション〈9〉
何もしない勇気
森田真生
192p
「考えること」を許さない日本の職場
太田 肇
212p
人の弱さを癒やす「見えない力」
三宅 健
220p
令和の事業家
脳神経学がつくる好奇心ドリブン
青砥瑞人
228p
著者に聞く
失われた「本心」を求めて
ryuchell
232p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
赤い大統領夫人〈その一〉
渡辺惣樹
28p
ニッポン新潮流〈政治外交〉
基地は誰のもの?
三浦瑠麗
30p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
「民間水準の神話」から脱却せよ
西田亮介
32p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
「母の家」を設計する
藤村龍至
34p
歴史家の書棚〈21〉
中原幹彦『西南戦争のリアル 田原坂』
奈良岡聰智
240p
人生の道しるべ あなたの悩みに答えます〈7〉
急に訪ねてくる姑が迷惑
森本あんり
236p
巻頭言〈15〉
生命とは何か、その連続性
長谷川眞理子
15p
文明之虚説〈51〉
台湾統一は成功するか
渡辺利夫
246p
今そこにある近代〈17〉
御影公会堂
写真・文/門井慶喜
1p
Wonder People〈15〉
世界でも稀有な改葬儀礼
写真・文/佐藤健寿
6p
令和の撫子〈34〉
志村珠妃 
撮影/川島伸一
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

242p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

243p
Voiceレター
読者の感想&意見

244p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。