松下幸之助が大切にした衆知経営
衆知を集めるということをやらない人は、絶対に私はあかんと思うんです。小僧さんの言うことでも聞く社長もあれば、小僧さんの言うことには耳を傾けない人もある。そんな社長はあかん。なんぼ会社が発展しておってもやがてつぶれる会社である。だから小僧さんの言うことも、お得意先の言うことも当然頭に入る、そういうようにならないといかんと思います。
「わが経営を語る」名古屋青年会議所五月例会(昭和51年(1976)5月10日、於・ホテルナゴヤキャッスルでの発言。『松下幸之助発言集』第4巻)
小僧さんの言うことにも真剣に耳を傾ける--社長にそんなことをされたら、小僧さんもますますやる気になりますね。
「衆知」とは平たく言えば「みんなの知恵」。活発なコミュニケーションによって衆知を集め、社員の参加意識とやりがいを高めていく。
これが松下幸之助の衆知経営です。
松下幸之助が創刊した雑誌『PHP』
そんな松下幸之助が創刊した雑誌が『PHP』です。
戦後まもない1946年、松下幸之助は「PEACE and HAPINESS through PROSPERTY」、すなわち「物心両面の調和ある豊かさによって平和と幸福をもたらそう」というPHP理念を掲げ、PHP研究所を創設しました。
その機関誌が『PHP』です。
お互いが身も心も豊かになって、平和で幸福な生活を送る方策を、人間の本質に照らしつつ、それぞれの知恵と体験を通して提案し考えあいたい――そんな願いのもと生まれた雑誌です。
以来、時代の移り変わりによる変遷はありつつも、発刊を続け、多くの方にご愛読いただいています。
著名人のインタビューやエッセイ、経営者が仕事にかける思い、心ゆさぶる読者手記などを通して、さまざまな立場の人の考え方や経験談に触れていただけます。
仕事に役立つアンガーマネジメントやメンタルケアなどの実用記事も。
1記事は4~8ページとコンパクトにまとまっているので、すきま時間でも読みやすいです。
『PHP』を職場づくり、人づくりに
松下幸之助が『PHP』にこめた思いは、書店などで雑誌が販売されるほか、日本全国の「職場」を通じて広がっていきました。
多くの企業や組織の経営者やトップに愛読されるほか、社員に配布したり、『PHP』を通した勉強会や交流会を開いたりといった活用方法を実践されている会社も。
『PHP』に寄せられた感想をご紹介します
◎社外では仕入れられないような情報を掴め、知見が広がった気がします。
◎後輩ともう少し気軽に話したいと思っても、自分からは遠慮して声をかけづらかったのですが、『PHP』の話題を通じて、会話が弾むようになりました。
◎毎月、記事やコラムを読んで、人生を考えるためのよいきっかけになっています
◎仕事がうまくいかなかったときに『PHP』の記事を読んで、自分の悩みを違う視点でとらえ直すことができました。
◎他人との接し方にまつわるノウハウを知ることができ、人間関係におけるストレスが格段に軽減しました。
◎著名人のインタビューを通して、生き方のヒントを得られました
◎お取引先の人との雑談が苦手なので、『PHP』で読んだ記事を参考にしてアイスブレイクに役立てています。
◎自分は本を読むのが苦手ですが、読みやすかったです。読者投稿の話に共感しました。
◎仕事で落ち込んでいたとき、『PHP』のインタビューを読んで、励まされました。活躍している人でも失敗することはあるのだとわかると、気持ちが楽になります。
「物をつくる前に人をつくる」という言葉を残した松下幸之助。
ぜひ、人材育成や職場でのコミュニケーションに『PHP』をお役立てください!
見本誌をお送りします!
1冊300円から始められる人材育成。
ぜひ『PHP』をお手に取ってみてください。
ご案内をお送りいたしますので、下記からご請求ください。
お問い合わせお待ちしております。
※ご応募は法人のお客様に限らせていただきます。