書籍
- 発売日
- 2004年08月02日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-66239-8
武術の創造力
技と術理から道具まで
著者 | 甲野善紀著 《身体操法の研究家》 多田容子著 |
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主な著作 | 『表の体育・裏の体育』(PHP研究所) |
税込価格 | 628円(本体価格571円) |
内容 | その身体操法が各界から注目を浴びる甲野善紀と、新進の時代小説家・多田容子が、刀・技・術理から時代劇まで、武術の深層を語りあう。 |
我々日本人は、日本の「本当の奥深さ」をどれだけ理解しているのだろうか?――
現代日本人の常識を覆し、スポーツ、音楽、介護など各界がその身体操法に注目する武術家・甲野善紀。かたや、新進気鋭の時代小説作家・多田容子。この異色とも言える二人が対談の席に着いたら、さあ大変!
話は野球投手のピッチングフォームにはじまり、武術の技、刀や手裏剣、果ては時代劇や時代小説にまで、次から次へと縦横無尽に語り尽くす。
特に日本刀については、その構造、名刀・名工や達人たちのエピソードまでも紹介し、日本の代表的工芸品たる刀の入門書とも言える充実の内容となっている。
巻末では『バガボンド』『SLAM DUNK』作者・井上雄彦氏も本書の存在意義を解説。ページをめくればめくるほど日本人が歴史の中で忘れてしまった、技術や知恵を頭の中に呼び起こしてくれる。われわれが当たり前と考えていたことがひとつずつ覆されていく驚きの一冊!
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