書籍
- 発売日
- 2001年11月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57626-8
男の論語(下)
著者 | 童門冬二著 《作家》 |
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主な著作 | 『「情」の管理・「知」の管理』(PHP研究所) |
税込価格 | 660円(本体価格600円) |
内容 | リーダーとは何か、部下とは何か、働くことの意味とは――「第十二 顔淵篇」からを読み進みつつ、ビジネスマンの行動哲学を探究する。 |
「学問の聖人または神様」と称されている古代中国の思想家、孔子。しかし、つぶさに『論語』を読んでみれば、「神格化された存在」と考えるべきではないことがわかる。
弟子の問い掛けに答えを詰まらせたり、逃げたり、弟子の才能に対し侮ったり、または嫉妬心を抱いたりもしている。はなはだ人間的な側面を見せているのだ。
その「人間」孔子が、上に立つ者とは何か、部下とは何か、働くことの意味とは何か、などをテーマに弟子との対話を繰り返して考え抜いたやりとりを収めた『論語』。そのなかに秘められた時代を超えてなおみずみずしい実用性は、現代日本に生きる我々も共感でき、学びうる点があるのではないか。
本書は孔子の人間的側面を際立たせながら、その思索のあとをたどり、今に活かす実用的な知恵を見出す。上巻に引き続き「第十二顔淵篇」から「第二十尭曰篇」まで読み解きつつ、ビジネスマンの行動哲学を探究する、永く座右の友としたい一冊。
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