「あの世」の科学・「この世」の科学
発売日
1998年12月08日
判 型
新書判上製
ISBN
978-4-569-60395-7

「あの世」の科学・「この世」の科学
宇宙は意識が作ったのか?

著者 桜井邦朋
天外伺朗
税込価格 1,153円(本体価格1,048円)
内容 「宇宙は、愛に満ちたひとつの生命体である」??宇宙と量子と人間の意識をめぐる衝撃の超科学対論。物理学と哲学が、今ここに再会する。



 「目に見える、この物質的な宇宙は、実は人間の意識が作り出している」??。仏教で「唯識」といわれるこの考え方は、驚くべきことに、最新の素粒子物理学「量子力学」により、ほぼ完璧に解釈できるという。本書は、「『あの世』の科学」として、科学と宗教の接点を追求してきた天外氏と、宇宙物理学の世界的な権威であり、「宇宙の意志が知性体を生み出した」という『宇宙の人間原理』を説く桜井氏が、学問や常識にとらわれず、自由な発想とともに繰り広げた「超」科学対論である。論題は、宇宙(極大)の世界から量子(極小)の世界、さらにこれまで科学が踏み込まなかった人間の意識の領域にまで及ぶ。「宇宙は、全体として、ひとつの生命体である」「宇宙の根本には無条件の愛と慈悲がある」「人間は宇宙に包まれると同時に宇宙を包み返している」など、これまでの常識を大きく覆す仮説は、科学に興味のある人だけではなくあらゆる人の好奇心を満たすだろう。