書籍

- 発売日
- 2000年08月21日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-61258-4
地震予報に挑む
著者 | 串田嘉男著 《八ヶ岳南麓天文台台長、地震前兆電離層観測研究センター代表》 |
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主な著作 | 『みつけたぞボクらの星』(ポプラ社) |
税込価格 | 814円(本体価格740円) |
内容 | 八ヶ岳山麓でFM電波を利用した地震前兆の観測を行う著者。その驚くべき発見の内容と実績、研究に全てを投じた著者の思いを綴る。 |
世界的にも有名なアマチュア天文家である著者は、FM電波を使った流星観測データの中に地震の前兆が現れているのを発見した。そして1995年、阪神大震災を契機に地震発生予測の本格的な観測を開始する。
このVHF電波を用いた電離層観測による地震前兆検知法により、著者はこの五年間に日本各地で起きたマグニチュード5以上の地震発生を、九割以上の確率で予測し、国内外の大学や研究機関からも、多くの注目を集めつつある。一体なぜ地震発生が予測できるのか? 時期・規模・場所はどのように割り出されるのか? 本書ではこれまでの観測活動の経緯とその成果を初めて明らかにする。
地震発生の直前予測を現実に具体化するには、技術上の問題と共に、得られた情報をパニックのない形で公開し役立てていくための、社会全体の危機管理体制の整備が必要であると著者。世界有数の地震・火山国に暮らす我々一人一人に重い問いをつきつける一冊。
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