地震予報
発売日
2012年11月15日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-79806-6

地震予報

著者 串田嘉男著 《八ヶ岳南麓天文台台長》
税込価格 946円(本体価格860円)
内容 「巨大地震は事前に予報することができる」――相次ぐ的中によって従来の常識をくつがえした著者が、16年に及ぶ研究成果を集大成。



 1993年、世界的にも有名なアマチュア天文家が、FM電波を使った流星観測データのなかに、地震前兆が含まれていることを発見した。

 阪神・淡路大震災を機に、前兆の観測研究を開始して17年。前作『地震予報に挑む』(講談社科学出版賞を受賞)から12年。さらに精度を増した観測方法や各種経験則、前兆変動の特徴などを網羅した串田式地震前兆観測法の集大成。

 なぜ地震発生が予測できるのか? 地震の場所・規模・時期はどのように割り出されるのか? 地震前兆は検出できるし、前兆に対応する地震は必ず発生する。本書に書かれている根拠と手法で、地震が予報できる日がやってくる。

 第1章「東北地方太平洋沖地震」、第2章「地震前兆の発見と経緯」、第3章「失敗の山とわずかな成功」、第4章「長期継続前兆に挑む」、第5章「地震予報の実現に向けて」、第6章「仕組みと経験則」