書籍

- 発売日
- 2001年04月13日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-61417-5
「男」という不安
著者 | 小浜逸郎著 《評論家》 |
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主な著作 | 『「弱者」とはだれか』(PHP研究所) |
税込価格 | 726円(本体価格660円) |
内容 | 少年犯罪、ひきこもり、セックスレス、父性喪失、中高年自殺……。現代日本の男性が直面している困難を正しく認識し、その打開策を探る。 |
男が「弱くなった」「危なくなった」といわれて久しい。ここ数年、マスコミをにぎわす社会問題の主役は、大半が「男」である。
未成年の殺人犯は大部分が男である。「ひきこもり」も、ほとんどが男だ。「もてない男」「結婚できない男」も増えている。ハゲ・コンプレックスに悩む男も話題に上る。精子が減少し、セックスレス・カップルが増加しているともいわれる。静止中高年に目を転じても、仕事に疲れたリストラおじさんや、家庭に居場所を見つけられない帰宅拒否症候群、自殺者の増大など、暗い話題が多い。いったい、何が彼らをそうさせているのか。
他方、いまの日本の女たちはもはや男など頼りにせず、決然と自立を目指しているかのように多くのメディアは報じる。だが、それはほんとうなのだろうか――。
現代日本の男たちが直面している困難を多面的に照らし出し、いまあらためて再考されるべき「男の値打ち」「男の生き方」を模索する真摯な論考。
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