書籍

- 発売日
- 2001年08月16日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-61734-3
謎の感染症が人類を襲う
著者 | 藤田紘一郎著 《東京医科歯科大学教授》 |
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主な著作 | 『空飛ぶ寄生虫』(講談社) |
税込価格 | 726円(本体価格660円) |
内容 | 狂牛病、エボラ出血熱、人喰いバクテリア等、世界で起こる謎の感染症とは。人類を襲う微生物の実態に、寄生学等でお馴染みの著者が迫る。 |
「ニューヨークで殺人ウィルス発生」「エボラ出血熱の恐怖」「人喰いバクテリアが日本を襲う」等、今、世界のあちこちで謎の疫病が人類を蝕んでいる。本書は、恐るべき微生物たちの実態を明かし、人類に対する逆襲のシナリオを大胆予測する。
感染症といえば、エイズ、O157、C型肝炎などが一般的である。しかし昨今、結核、コレラ、マラリアなど、過去に制圧されたはずの病原体が再び猛威をふるっているのだ。
なぜ近代医学は感染症を撲滅できないのだろうか。著者は、「昨今の感染症暴発は、快適性、利便性のみを追求した人間中心主義が原因」「超清潔志向の日本人は最も抵抗力がない」と指摘する。さらに流行を拡大する世界の風土病についても紹介。全身衰弱で死亡するアフリカ睡眠病、陰嚢と下肢に腫瘍ができるバンクロフトフィラリア症などが写真入りで説明されており、専門家にも貴重な資料となるであろう。
忍び寄る危機への優れた分析と警告の書。
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