書籍
- 発売日
- 2010年08月02日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-67515-2
内村鑑三「代表的日本人」を読む
西郷隆盛・上杉鷹山・二宮尊徳・中江藤樹・日蓮
著者 | 童門冬二著 《作家》 |
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主な著作 | 『米沢藩の経営学』(PHP研究所) |
税込価格 | 713円(本体価格648円) |
内容 | 西欧化の嵐に打ち拉がれた明治期、日本的な心の強さ・美しさを説いた名著『代表的日本人』。そのエッセンスをベテラン歴史作家が語る! |
『代表的日本人(Representative Men of Japan)』は明治41年(1908)、キリスト教思想家の内村鑑三によって英文で書かれたものである。明治維新から40年を過ごし、文化・風俗・習慣のあらゆる物事が西洋化していった時代、日本と日本人の伝統的精神を見直し、西欧世界に紹介するため、5人の偉人に典型例を求めて論じている。
その5人とは、西郷隆盛(政治家)、上杉鷹山(地方大名)、二宮尊徳(農民思想家)、中江藤樹(地方の教育者)、日蓮上人(宗教者)。後生に伝えるべき「愛民」「質素倹約」「勤勉勤労」「聖人心学」「立正安国」という美質や理想を追い求め、その具現化に人生を捧げた錚々たる顔ぶれである。
本書は、『代表的日本人』の概要を紹介しながら各人物の事績を解説し、その精神を現代の私たちがいかに受けとめ、糧として生きるべきかを、著者ならではの視点で平易に読み解いた一冊である。
『内村鑑三の「代表的日本人」』を改題。
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