書籍
- 発売日
- 2013年03月15日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-67967-9
殺意の赤い実
著者 | 櫻田啓著 《作家》 |
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主な著作 | 『広瀬武夫』(PHP研究所) |
税込価格 | 681円(本体価格619円) |
内容 | 九州の「平家山」で発見された若い女性の死体。捜査一課の東山は、真相を追ううちに能登の平家伝説にたどり着く。書き下ろし警察小説。 |
大分県の平家山で若い女性の死体が見つかった。手には赤い南天の実が握られていた。他殺か? 事故か? 亡くなった女性・時政京子は、なぜ東京から無名なこの山に来たのか? 大分県警から東京の警視庁捜査一課に派遣されていた東山一貴巡査部長は、地元出身者という関係から特命捜査を任される。
時政京子の自宅や勤め先などを調べるうち、東山刑事は彼女が能登の出身者であり、そこにも平家山と同じ「平家落人伝説」があることを知る。これは果たして偶然なのか――石川県に時政京子の実家を訪ねた東山は、そこに残る伝説と彼女の死の関係をめぐって独自の推理を進めていく。
妹・時政亜希との出会い、京子の勤めた会社で進んでいた不正。調査を進めるうち出会った人や新事実が、東山を不思議な平家伝説の世界へと導いていく。すべてのカギは、赤い南天の実が握っている??
警察捜査の実態に詳しい著者が、満を持して世に問う文庫書き下ろし警察小説。
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