書籍

- 発売日
- 2007年03月15日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-69110-7
日本人として知っておきたい<仏教のしきたり>
著者 | 松濤弘道著 《浄土宗近龍寺住職》 |
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主な著作 | 『仏教の常識がわかる小事典』(PHP研究所) |
税込価格 | 836円(本体価格760円) |
内容 | なぜ葬儀をするのか? お経の読み方から合掌の仕方まで仏事作法の由来や意味についてやさしく解説。わが国の葬祭慣習のなりたちを知る。 |
お盆やお彼岸の意味とは? なぜ葬送儀礼が必要か? お焼香は三回するべき? 戒名にランクはあるのか? 本書では、わが国の伝統文化である仏事作法の由来や意義について再認識する。「南無阿弥陀仏」「南無妙法蓮華経」の「南無」とは「自分をささげる」という意味。「引導を渡す」とは「人を導いて仏道に入れる」こと。他にも、宗派別のしきたり、合掌のしかた、四十九日の法要など、基本的な知識やマナーを教えてくれる。昨今は、冠婚葬祭は簡素化したほうがいいとの声が多く聞こえる。たしかに虚礼の自粛や廃止は結構なことだ。しかし、本来あるべき儀礼の意義も知らず、単に効率化だけをはかるのは間違っている。ともに喜び、悲しむ人々の心までも空虚にしてはいけない、と著者は説く。仏教には、たとえ死者であっても追善供養をすることで再生する、という考えがある。そこに日本人のアイデンティティを見ることができるのだ。人生の節目に読みたい一冊である。
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