書籍

- 発売日
- 2009年06月15日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-77107-6
天才脳は「発達障害」から生まれる
著者 | 正高信男著 《京都大学霊長類研究所教授》 |
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主な著作 | 『ケータイを持ったサル』(中公新書) |
税込価格 | 770円(本体価格700円) |
内容 | 信長、北斎、熊楠、英世、中内……。時代を象徴する5人の天才たちの生き様は、「障害」のマイナス面だけでなくプラスの効用を物語る。 |
キレやすかった信長、段どりできない北斎、浪費グセの野口英世。
だからこそ彼らは偉人になった。
かけがえのない才能を殺さないために
キレやすく執拗だった織田信長、段どり・あとかたづけができなかった葛飾北斎、異常なまでにものを書きまくった南方熊楠、お金にだらしがなかった野口英世、際限のない欲望に駆られ働きつづけた中内功。彼らの伝記や日記を読み解くと、コミュニケーションや日常生活に独自の困難を抱えていたことは明らか。脳になんらかの機能障害があったのではないかと筆者は推測する。
大切なのは、だからこそ彼らは「天才」たりえたのだ。「障害」の負の側面ばかりにとらわれ、才能を殺しがちの日本社会に必要な発想の転換。
【特異な生涯を送った5人の天才たち】
CASE1 キレやすい信長
CASE2 かたづけられない北斎
CASE3 てんかんもちの熊楠
CASE4 野口英世の放蕩癖
CASE5 サバイバーとしての中内功
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