書籍

- 発売日
- 2013年02月25日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-81013-3
桜ほうさら
著者 | 宮部みゆき著 《作家》 |
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主な著作 | 『孤宿の人』(新人物往来社) |
税込価格 | 1,870円(本体価格1,700円) |
内容 | 父の汚名をそそぎたい。そんな思いを胸に秘め、江戸へ出てきた笙之介は……。ミステリアスで、人々の温かさが心に沁みる青春時代小説。 |
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舞台は江戸深川。主人公は、22歳の古橋笙之介。上総国搗根藩で小納戸役を仰せつかる古橋家の次男坊。大好きだった父が賄賂を受け取った疑いをかけられて自刃。兄が蟄居の身となったため、江戸へやって来た笙之介は、父の汚名をそそぎたい、という思いを胸に秘め、深川の富勘長屋に住み、写本の仕事で生計をたてながら事件の真相究明にあたる。父の自刃には搗根藩の御家騒動がからんでいた。
ミステリアスな事件が次々と起きるなか、傷ついた笙之介は思いを遂げることができるのか。「家族は万能薬ではありません」と語る著者が用意した思いがけない結末とは。
厳しい現実を心の奥底にしまい、貸本屋・治兵衛が持ってきたくれた仕事に目を開かれ、「桜の精」との淡い恋にやきもきする笙之介の姿が微笑ましく、思わず応援したくなる人も多いはず。
人生の切なさ、ほろ苦さ、そして長屋の人々の温かさが心に沁みる物語。ストーリーテラー・宮部みゆきの新境地!
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