あと5年で銀行は半分以下になる
発売日
2017年02月24日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-83274-6

あと5年で銀行は半分以下になる

著者 渡邉哲也著 《作家、経済評論家》
主な著作 『パナマ文書』(徳間書店)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 ついに日本政府が銀行業界にメスを入れる!? 気鋭の経済評論家が、誰もが決して無関心ではいられない銀行、金融の問題を平易に解説。



 日本社会が少子高齢化を迎えて消費が伸び悩み、地方の過疎化も急速に進むなか、銀行のあり方が問われている。日本経済全体が長きにわたるデフレから脱却できないのも、銀行がリスクを恐れて顧客に融資をしようとしないことが大きな要因と見られているため、日本政府はついに銀行業界にメスを入れるようだ。いま実施されている「マイナス金利」政策も、その一環だと言える。

 地域をまたがる「水平合併」、同じ地域での地方銀行と地域金融機関同士の「垂直合併」――これらがまさに推し進められようとしている。また日本の銀行は、行員維持のために顧客に損をさせるような金融商品を売り込んだり、地域企業の資金調達を困難にしているなどの問題もある。日本政府は、どう整理してメスを入れようとしているのだろうか。

 ベストセラー『パナマ文書』の著者が、誰もが無関心ではいられない「銀行」の問題を、誰よりも平易に解説しつつ、これからどうなるかを論じる。