書籍
- 発売日
- 2020年08月11日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-84360-5
天皇の国史
著者 | 竹田恒泰著 《作家》 |
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主な著作 | 『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』、『 日本人はいつ日本が好きになったのか』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,980円(本体価格1,800円) |
内容 | 竹田流「日本全史」。旧石器時代から令和まで、日本の姿を天皇の施政を軸に描き出す。最新の学問的発見を多数盛り込んだ意欲作。 |
日本の歴史を紐解いていくと、歴史を貫く一本の線があることに気付く。それが「天皇」である。天皇は日本人の歴史そのもの、といってよい。
しかし、これまで通史といえば、目まぐるしく交代する権力者を中心とした政治史が一般的だった。本書はそれとは異なり、二千年来変わることがなかった天皇を軸として、国史を取り纏めたものである。故に主題を『天皇の国史』としている。
また、通史で陥りがちなのは、客観的かつ冷静的になり過ぎることである。これまで「日本史」は、「外国人が学ぶ日本の歴史」というような扱いで、感情を排して淡々と綴られているものだった。
だが、日本人が学ぶべき日本の歴史は、本来はそうではないはずである。我が国は現存する世界最古の国家であり、その歴史を紐解くことは興奮の連続となる。そこで本書では、その興奮を文章に積極的に著し、日本人の日本人による日本人のための歴史を描いている。
さらに今回、国史の全ての時代について、考古学や史学、人類学、分子生物学など、学界の最新の議論を把握することに努め、それをふんだんに織り込んでいる。
平成18年に『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)を上梓してから、単著21冊、共著10冊を世に送り出してきた著者が、「これまでの研究活動と執筆活動の集大成となった」と自ら語る、渾身の1冊。
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