Voice
発売日
2022年4月6日
税込価格
840円
(本体価格764円)
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Voice 2022年5月号

今月号の読みどころ

今号の特集は2本立て。

特集1は「次代の論客、日本への提言」。
新型コロナウイルスの感染拡大から早くも2年が経った。
そしていま、世界はウクライナ戦争で大きく揺れている。
明日には何が起きているかわからない、まさに不透明な世界だといえる。
そんな時代において、私たちはいま何を問うべきなのか。
その議論の中心にいるべきなのは、これからの日本を背負う世代のはずだ。
本特集では次代を担う10人の識者が、政治や外交、資本主義、デジタルや地方などさまざまなテーマから、5年後、10年後の日本の姿を問う。
30代が考えるわが国の未来に耳を傾けることで、みえてくることがあるはずだ。

特集2は「ウクライナ戦争が変える世界」。
今次の戦争は、決して局所的な出来事ではなく、国際秩序そのものを大きく棄損している。
ロシアの侵略の背景には何があり、世界はどのように変わっていくのか。
山内昌之氏と田中明彦氏の二大論考に加え、ロシア軍事を専門とする小泉悠氏や、ウクライナ人政治学者のグレンコ・アンドリー氏にも寄稿いただいた。

そのほか、養老孟司氏の巻頭インタビュー「子どもたちからの『警告』」や、文化人類学者の松村圭一郎氏と直木賞作家の佐藤究氏の特別対談「人類は『欲望の拡張』から脱出できるか」も掲載。
公式サイト

今月号の目次

特集1:次代の論客、日本への提言
「論壇的なもの」の過去、現在、未来
西田亮介/山本昭宏
36p
「チェンジ・オブ・ペース」は再来するか?
佐藤 信
46p
次代の「自由で開かれた」秩序論
山口 航
53p
日本にはもっと資本主義が必要だ
柿埜真吾
60p
入試制度にマッチング理論を取り入れよ
鎌田雄一郎
67p
デジタルの社会実装を阻む死角は何か
向山 淳
74p
地方の「人口」ではなく「質」を守る
工藤尚悟
81p
日本人の「贈与回路」を再起動せよ
桂 大介
88p
ミニシアターが担う映画文化の多様性
伊藤弘了
95p



子どもたちからの「警告」
養老孟司
16p
特集2:ウクライナ戦争が変える世界
前方防衛と抑止力の新たな意味
山内昌之
124p
中露との「新冷戦」を覚悟せよ
田中明彦
134p
プーチンの誤算と「大粛清」の危険
小泉 悠
144p
未知の領域に突入した経済制裁
佐藤丙午
152p
自国史像を分断させた記憶政策
立石洋子
159p
戦争で一丸となったウクライナ国民
グレンコ・アンドリー
166p



特別対談
人類は「欲望の拡張」から脱出できるか
松村圭一郎/佐藤 究
102p
大日本帝国崩壊後も続く東アジアの激動
加藤聖文
117p
ロボットがつなぐ「不要不急」の関係
吉藤オリィ
222p
緊急提言
金融危機の再来を防ぐ術
ヤニス・バルファキス
110p
地政学的要衝研究会〈5〉
朝鮮半島、他地域と連動する有事
磯部晃一/鈴来洋志
182p
コロナ下の夜の街〈4〉
「夜の庭」としての武蔵新城
谷口功一
192p
言葉のリハビリテーション〈11〉
?がらずにいられる場所へ
森田真生
206p
天才の光と影―異端のノーベル賞受賞者たち―〈3〉
ヨハネス・シュタルク
高橋昌一郎
206p
たばこと人生のポートフォリオ
今村翔吾
214p
令和の事業家
「見える」サプライチェーンを
津田裕大
226p
著者に聞く
まだ「表面」しか見えていない
川瀬和也
230p
ニッポン新潮流〈歴史論争〉
オタワの核シェルター
渡辺惣樹
24p
ニッポン新潮流〈政治外交〉
ウクライナ戦争のエンドゲーム
三浦瑠麗
26p
ニッポン新潮流〈現代社会〉
惨禍の渦中にみえるもの
西田亮介
28p
ニッポン新潮流〈都市文化〉
戦争と都市
藤村龍至
30p
地域から日本を動かす〈1〉
法律や規制の壁
結城豊弘
32p
歴史家の書棚〈23〉
猪木正道『独裁の政治思想』
奈良岡聰智
238p
人生の道しるべ あなたの悩みに答えます〈9〉
老いが怖い
森本あんり
234p
巻頭言〈17〉
争いから逃れられない人類
長谷川眞理子
13p
文明之虚説〈53〉
演歌の効用
渡辺利夫
244p
今そこにある近代〈19〉
忠犬ハチ公像
写真・文/門井慶喜
1p
Wonder People〈17〉
瓦礫の下に押し潰される市井の声
写真・文/佐藤健寿
6p
令和の撫子〈36〉
瑞原明奈 
撮影/川島伸一
9p
Voiceブックス
編集者の読書日記

240p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

241p
Voiceレター
読者の感想&意見

242p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。