雑誌
歴史街道 2019年10月号
今月号の読みどころ
今月の特集1は、「戦国家臣団・負けない組織の条件」です。
競争の激しい時代において、勝つ組織と負ける組織は何が違うのか。
家臣に幾度も裏切られつつも天下布武を推し進めた織田信長、武田二十四将と後世に名高い家臣団を擁した武田信玄、関ケ原からの退却戦においてその強さを見せつけた島津義弘、そして、浪人となっても主従一体となって大名復帰を果たした立花宗茂……。
戦国の世にその名を轟かせた家臣団を取り上げ、「負けない組織」の条件を探る特集です。
特集2は、「マレー作戦・勝利への軌跡」です。
イギリスが誇る最強の「東洋艦隊」をマレー沖海戦で破り、鉄壁の要塞都市シンガポールを攻略した電撃戦を紹介しています。
特別企画は、「時間も金もない!! 大名の引っ越し事情」です。
映画「引っ越し大名」が公開中だが、では実際にお国替えはどんなものだったのか。突然のお国替えでやらなければならないことや、費用を捻出する涙ぐましい努力の数々を解説しています。
単発企画では、今年、建築群が世界遺産に登録されたフランク・ロイド・ライトの波瀾の生涯を紹介。
新連載として、巻末グラビア「台湾建築紀行 日本人の足跡を求めて」がスタートしました。
競争の激しい時代において、勝つ組織と負ける組織は何が違うのか。
家臣に幾度も裏切られつつも天下布武を推し進めた織田信長、武田二十四将と後世に名高い家臣団を擁した武田信玄、関ケ原からの退却戦においてその強さを見せつけた島津義弘、そして、浪人となっても主従一体となって大名復帰を果たした立花宗茂……。
戦国の世にその名を轟かせた家臣団を取り上げ、「負けない組織」の条件を探る特集です。
特集2は、「マレー作戦・勝利への軌跡」です。
イギリスが誇る最強の「東洋艦隊」をマレー沖海戦で破り、鉄壁の要塞都市シンガポールを攻略した電撃戦を紹介しています。
特別企画は、「時間も金もない!! 大名の引っ越し事情」です。
映画「引っ越し大名」が公開中だが、では実際にお国替えはどんなものだったのか。突然のお国替えでやらなければならないことや、費用を捻出する涙ぐましい努力の数々を解説しています。
単発企画では、今年、建築群が世界遺産に登録されたフランク・ロイド・ライトの波瀾の生涯を紹介。
新連載として、巻末グラビア「台湾建築紀行 日本人の足跡を求めて」がスタートしました。
公式サイト | ![]() |
---|
溺死問題 |
黒鉄ヒロシ |
3p |
グラビア この人に会いたい vol.153 |
南沢奈央 |
7p |
特集1 戦国家臣団・負けない組織の条件
【総論】 乱世で生き残るための五つのポイント |
小和田哲男 |
14p |
ビジュアル1 全国有名家臣団マップ |
20p |
|
【武田家臣団】 摩擦を最小限に…信玄が「戦国最強軍団」を創り上げるまで |
平山 優 |
22p |
【織田家臣団】 浅井、松永、別所、荒木、明智…相次ぐ裏切りの果てに |
谷口克広 |
28p |
コラム1 徳川家臣団の「鉄の結束」は本当か |
33p |
|
【北条五代】 ゼロベースから関東制覇へ、百年を貫くもの |
伊東 潤 |
34p |
吉川経家 鳥取籠城、自らの命で部下を守った「天下り上司」 |
誉田龍一 |
40p |
コラム2 長宗我部の四国制覇に一領具足あり |
45p |
|
島津義弘 「ひたすら主のために」関ケ原退き口の薩摩隼人たち |
片山洋一 |
46p |
ビジュアル2 関ケ原合戦であの家臣団は… |
52p |
|
立花宗茂 天下分け目から二十年、主従でつかみとった「旧領回復」 |
上田秀人 |
54p |
伊達、南部、相馬…からくも生き残った東北家臣団 |
近衛龍春 |
60p |
特集をもっと知るための本 |
67p |
|
|
||
『論語』に学ぶ、信頼関係を築くリーダーの極意 |
長尾 剛 |
68p |
九州に覇を唱えたキリシタン大名・大友宗麟の真実 |
赤神 諒 |
76p |
特集2 マレー作戦・勝利への軌跡
【マレー沖海戦】 史上初! 戦艦への爆雷撃で“英国の威信”を沈めた |
秋月達郎 |
84p |
【シンガポール攻略】 難攻不落の要塞を陥落せしめた“雷撃戦” |
松田十刻 |
92p |
特別企画
時間も金もない!! 大名の引っ越し事情 |
安藤優一郎 |
115p |
連載・読み物
連載小説 月と日の后 第18回 初花の章 |
冲方 丁 |
98p |
「歴史街道」伝言板 |
104p |
|
BOOKS・CINEMA |
106p |
|
この著者に注目! 坂上泉 |
108p |
|
連作読切小説 戦国武将×四十七都道府県 第2回 有馬晴信×長崎県「海と空の戦士」 |
今村翔吾 |
110p |
|
||
3つのポイントから読み解く「アメリカの本質」 |
宇山卓栄 |
124p |
日本に魅せられたフランク・ロイド・ライトの波瀾の生涯 |
植松三十里 |
130p |
日本画家・鏑木清方――過ぎ去りし時代への想い |
135p |
|
|
||
歴史街道・ロマンへの扉 丹波篠山の城下町 |
林宏樹 |
138p |
年間購読のご案内 |
141p |
|
次号予告! |
142p |
|
歴史街道脇本陣 |
143p |
|
台湾建築紀行 日本人の足跡を求めて 第1回 台湾総督府 |
写真・文 片倉佳史 |
146p |
歴史街道 とは
「いま、歴史がおもしろい」
歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。